長編
□3.
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昨晩、
空から人が降りてきて、
狼男を捜して、
透明人間にお姫様抱っこをされた。
そして、
信じられない国に来て、
信じられないほど大きなお城に着いて、
信じられないほど広い部屋を用意してくれた。
そして朝になった。
おそらくアッシュさんが来なければ、この城内をさ迷っていただろう。
服も用意してくれた。
「女の子の服がなかったから、オレのシャツしかなかったんスけど。」
「…ありがとうございます。」
アッシュさんの服は案の定ブカブカで、ワンピースになった。
「…」ブフッ バタン
「アッシュさん!!!?」
鼻血出して倒れた。