喧嘩が強い。それだけ。
□バブ37
1ページ/4ページ
『ふぁぁ....ねっみーなちくしょー』
あくびが止まらない。ただひたすらに眠い。
昨日はF氏、もとい藤と朝までゲームをしながら通話していたので当然のことだろう。
今日は殺六縁起のみなさん+男鹿くんと何故か俺でプチ会議が開かれる予定なのだ。
藤を倒すために。
.....待って。
藤ってF氏も藤だよな。
いや、まさかねぇ?だってあんな優しい師匠だぜ?
名前同じだけだって。ほら、藤って名前珍しくないじゃん。
大丈夫だって!まっさかねぇ?
そこまで世の中簡単に出来ちゃいねぇぜ?
赤「全員揃ったな」
蝦庵「全員?男鹿はともかく、鷹宮もきとらんじゃないか」
林檎「全くだね。あたしはこんなハゲとピエロに会いに来たんじゃないんだよ。」
奈「ピエロってのはオレの事ナリか〜?」
『割とあってる....ふぁぁっ....』
眠い目を擦りながら適当に返事したら両脇にいた奈須くんと林檎さんからパンチを御見舞されそうに...ってちょっと!?
『鬼羅ァアアアアアアッへるぷみいいいい!!!』
間一髪のところで鬼羅にパンチを防いでもらった。
それと同時に窓ガラスが大きな音を立てて割れた。
鷹「藤と戦う為の話し合い、そう聞いていたが…違うなら帰らせてもらうぞ。」
.