Turn Over Life....


□静かにくらしてたい。
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「おい仗助!奏多!ここだぜッ!中等部の体育準備室はッ!」

昼食をとるため重ちーが居るという中等部の体育準備室を訪れた。俺達は高めの位置に設置された小さな窓から入った。

「なんだッ!億泰さんに仗助さんに奏多さんじゃあないかど!」

「やっぱりよー俺達もここのコーヒーいただく事にしたぜ。」

幕の内弁当と10個で500円の唐揚げが入った袋を見せ、重ちーにコーヒーを入れてくれと頼む。調子いいど!と重ちーに怒鳴られた。先日、仗助と億泰と重ちーの間でちょっとした揉め事があったと聞いていたので俺は言い返す言葉が浮かばずただただ苦笑していた。まぁ、その揉め事がなかったら今頃こんなに仲良くはなってなかったのだろうけども。

「重ちー、俺の飲み物もお願いね!コーヒーより日本茶がいいなッ!」

「紅茶ある?ミルクティー」

「俺も日本茶お願いできるかな?」

「幕の内にミルクティー…気持ち悪いど!!」

なんだかんだ言って俺達に飲み物をくれる重ちーでした。



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