喧嘩が強い。それだけ。


□バブ3
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男鹿side*


男「あちー.....」


古「なんでこんな暑い日に公園なんだよ。しかもベル坊の世話かよ.....」


古市がうだうだと語り始めた。
いや、それはこっちのセリフだ。

なんか訳のわからない模様が腕いっぱいに広がっている。この前よりも凄くなっている。どうすんだよこれ。

なんてどうしようもないことを考えてたらどこかで見たような女に話しかけられる。


『アレ?神崎さんと兄さんを吹っ飛ばした男鹿くんじゃぁありませんか』


誰だ、コイツ。


『いやーあれは傑作だったよ〜』


いや、だから誰だコイツ。


誰だ、と古市に聞いたとこを同じクラスのヤツだとか。
そもそもウチのクラスに女子なんていたのか?


『あぁ、まだ名のってませんでしたね。俺、姫川雨深って言います。』


男「男鹿辰巳だ」


古「古市貴之ッス。にしても雨深さん可愛いっすね!って痛ぇよ男鹿ぁ!」


古市があまりにもウザかったから耳を思いっきり引っぱってやった。痛い痛いと喚くが関係ない。



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