二次小説
□『彼』のペンダント
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ーーこの銀のペンダントは、“ゆらぎ騒動”の後に、元の持ち主の友人からもらった物だ。
ユーリが受け取っていて、それを僕が譲り受けたんだ。
・・・え?元の持ち主が誰だって?
それは、ユーリが「言うな」って言ってるから、関わらない限り言わない気がする。
ーー『彼』が、友人に託していた、ペンダントだからーー。
そんな、ある日の事だった。
アスベル「・・・フレン隊長は、何故そのペンダントをしているのですか?」
フレン「・・・え?どうしたの?急に」
アスベル「フレン隊長は、それを肌身離さず持っていますから・・・つい・・・」
フレン「アスベルだって、ペンダントしているじゃないか」
アスベル「これは・・・!ルカリオが『友好の証に』って作ってくれた物です!」
フレン「・・・そうだね・・・。」
アスベル「・・・・・・・?」(フレンのペンダントが光っているのに気づく)
フレン「・・・・どうしても気になるなら今夜、外で待っているよ。」
アスベル「・・・?」
ーー今日は、特別な日かもしれないなーー