二次小説

□漆黒の猶予(グレイセス)
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今から少し戻るが、俺達がファイターと初めて出会った夜。帰りが遅いルカリオを俺とシェリアは待っていたーーー。

〜ルカリオの部屋〜
シェリア「ルカリオさん、時間かかってるわね」
アスベル「ユーリ達やシング達もさすがに腹減ってるだろうし、『あまりにも遅いなら勝手に作れ』って言ってたから作りたいが・・・」
シェリア「・・・さすがに7人分は2人じゃ時間かかるでしょうね」
ユーリ「なるほどなるほど・・・なら、3人ならどうだ?」
シェリア「・・・!?ユーリ!いつから・・・!」
ユーリ「・・・さっき。」
アスベル「・・・3人なら作れるかもな」
ユーリ「よし、そうと決まれば行きますか!」

〜食堂〜
シング「なんでオレ達呼ばなかったんだよ〜」
ユーリ「コハクは食べ合わせ怪しいし、シングはレパートリーが少なそうだし、エステルとフレンは何するかわからんしな」
シング「・・・悪かったな」
アスベル「・・・フレン隊長は無自覚の味覚音痴ですからね・・・」
コハク「・・・アスベルさん、大丈夫?ちょっと顔色悪いよ?」
アスベル「・・・・だいじょう・・・ぶ・・・」(倒れる)
シェリア「アスベル!?」

〜ルカリオの部屋〜
ルカリオ「・・・疲れがまわったのかな。」
アスベル「・・・・そのようですね。・・・すみません」
ルカリオ「気にすることはないよ」
シェリア「・・・一応治療術かけたから大丈夫よ。」
アスベル「・・・ありがとう、シェリア。」

この時は知らなかった。
俺が、“魔王”に狙われていたことにーー。
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