溺愛LOVER(弱ペダ)
□4話
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「新開、荒北。陸と千佳に勝ちたいならば全力で走りきれ俺はここ数年一緒に走ってはいないがあいつらは速いぞ、そして強い油断するでないぞ」
東堂は真剣な表情で力強くいい放つ
「はん、強いっつても女だぞ負けるわけねぇだろうがこのボケナスが」
「尽八が言うんだ油断しないで走るさ」
東堂は伝えると車に乗り込んだ
「では、これより1本勝負を始める。ロードに乗れ」
福富の言葉に4人はロードに跨がり走りだし勝負スタート地点まで軽やかにペダルを回した
「雅よ聞いてもよいか?」
車内で東堂は雅に話しかけた
「なにが聞きたいのチャラカチューシャ」
雅はチラリと1度東堂を見て視線を外に戻す
「さっきお前達が言っていた50や70と言うのは何の事だ?」
東堂にもあの会話の意味は全く解っていなく疑問に感じていたのだ