君へ一直線(弱ペダ)
□11話
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「ちょ・・・ちょっと待て」
千佳の発言に東堂が待ったをかけた
「ん?」
「大橋ちゃんよぉお前、新開と付き合ってないってマジかよ」
荒北の指先も嘘だろと若干震えている
「うん。だって隼人君は好きとは言ってくれるけど付き合ってとは言ってくれた事1度もないから付き合ってないよ」
「そうなのか?」
福富は確認の為にともう1度聞く
「本当だよ。だから隼人君は彼氏じゃないよー」
言いながら千佳は食堂入口の方へ手を振る
「「「・・・・・・」」」
新開が来たことで三人は黙り目配せだけをした
「待たせちまって悪かったな」
「大丈夫だよ。食券買いに行こ」
千佳は新開を連れて食券機の所へ歩いて行った
「今日の夜、新開の部屋に行こうと思うが、荒北と福は来るか?」
福富は黙って1度頷き
「はああああ めんどくせぇなぁぁぁ」
面倒と言いながらも荒北もどうやら来るようだ
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