君へ一直線(弱ペダ)
□3話
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「む?俺の名前知っているのか?見た事ない顔だが?」
千佳は福富からの言葉に知らなくて当然かと納得し
「福富君の事はロード乗ってたら知らない人いないよ。私は大橋 千佳。明日から箱学生になるんだけど、隼人君とは知り合いでね挨拶に来たんだ」
「・・・・」
福富は千佳の話を黙って聞くと部室のドアを開けた
「「「「おはようございます福富さん」」」」
ドアが開き福富の姿をとらえた部員達が一斉に挨拶をしてくる
「新開はこっちだ」
福富はちらりと後ろを向き千佳に声をかけると奥へ歩を進める
千佳はロードをドアに立て掛け福富の後ろに続いて中に入った