溺愛LOVER(弱ペダ)
□3話
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「あ、あの尽八・・・ごめんなさい。私、わたし・・・」
千佳は尽八に抱きしめられながら泣き出してしまった
「千佳は何も謝る事などしてないではないか」
「でも、私あの人と・・・っ」
言いたくなくて口をつぐんでしまう千佳に抱きしめていた腕の力を緩めて尽八は少し屈むと顔を覗き込んだ
「せっかくの可愛い顔が涙でよく見えなくなってしまったな。陸から話しは聞いたぞ、だがな俺は千佳の事を嫌いになったりしないし離れていったりはしないぞ」
言いながら尽八はあふれでる涙を指で拭い微笑みかける
「っく・・黙っててごめんなさい・・・」
「千佳。謝る意外に俺に言う事はないか?」
「す・・き。尽八が好き大好きだよ、会いたかったよー」
千佳は尽八にぎゅっと抱き付き想いを素直に伝えた
「ああ俺も大好きだ。愛しているぞ」
尽八も再びしっかり抱きしめ直した