歌詞連想小説
□だからバイバイ
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付き合っていた彼女と別れた。
まだ1ヶ月たってない。
今日もメールも電話も無視。
デートの約束だったのに。
暇だったから街散策。
彼女を見かけた。
俺の親友だと思ってた奴と手つないでたんだ。
絶望と怒りのなか今は帰ってる途中。
夜ご飯に、とコンビニにへ立ち寄った。
「いらっしゃいませー」
なににしようかな。
レジ近くの弁当コーナーを眺める。
「オムライスがおすすめですよー。」
「え?」
ふと顔を上げれば満面の笑みを浮かべる店員さん。
かっこいい。
「じ、じゃあオムライスに、します」
「ありがとうございます!」
オムライスを渡すと元気よく返事をする。
喜矢武‥って言うんだ。
「温めますか?」
「あ、はい。」
優しく笑顔で。
辛い。優しさが辛い。