long story
□お邪魔虫
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研二 side
j「…てなわけ。」
k「そりゃ淳が悪いわ」
微笑ましい喧嘩に少し頬が緩む。
少し膨れっ面な淳がまたかわいい。
k「ちゃんと喜矢武に謝っとくんだぞ?」
指導室を後にしようとした俺を淳が引き止める。
k「なに?」
しばらく目を合わせた後にグイッとネクタイを引っ張られ、唇が重なる。
j「ごめんね、我慢できなかった。」
いいんだ、そんなことして。
次は自分から唇を重ねて少しだけ舌を絡める。
j「んっ…ぁ‥」
カーテンも全開だし誰に見られてもおかしくはない。
そのスリルが快感だった。
k「帰り玄関にいて。」
j「わかった。バイバーイ」
軽くキスをして指導室を出る。
少し早足で出て行く淳がかわいい。
もう全部かわいい。