long story
□アイシテ…?
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研二 side
薄々気づいてはいたよ、淳の事。
高校生の思春期じゃない。
本気なんだって。
j「…パパ」
k「どうした?」
ベッドの隅に座ってる淳の肩を抱き、話を聞く。
どうやら俺に嫌われていると思っているらしい。
真逆なのにね。
k「淳?」
顔を上げた瞬間キスをした。
j「っ…!!」
k「好きなんだよ、淳の事…親子だし先生と生徒の関係だからずっと隠してた‥気持ち悪いかもしれないけど好きだ‥」
j「僕も…僕も大好き‥好きだよ、ずっと前から」
涙目に上目遣い。
それを見つめる。
理性を押さえるのに必死だった。
j「パパいいコト、シよ…?」
いつそんな誘い方を覚えたんだろう。
思っていたより成長してたんだね。
k「可愛い…」
そして初めてを俺に…。
j「アイシテ」
言葉を飲み込むように深く舌を絡めとる。