long story
□想い
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研二 side
俺には彼女がいる。
だけど最近もっと気になる人がいる。
可愛くて仕方ない。
天使の仮面を被ってる小悪魔くん。
学校の生徒で俺の息子。
r「じゃあ私帰るね?おやすみなさい」
k「おう。」
バタンとと玄関のドアが閉じて淳と2人っきり。
少しドキドキと鼓動が早くなる。
可笑しいよな、俺。
j「パパー!シャンプーないよー!」
お風呂場からの声。
k「えー、自分で取りにこいよー…」
冗談混じりに言いシャンプー片手に淳の所に向かう。
k「失礼しまーす」
湯船に浸かって俺をまじまじと見る。
バランスのとれてる綺麗な顔。
女の子なら絶対モテてるよ。
j「ねぇパパ」
k「ん?」
振り返れば鼻が触れるほど近くなっていた。
k「ッ…」
j「パパ…」
いきなりの事でつい顔を逸らしてしまった。
j「…上がるね、僕」
逃げるようにして風呂場を後にした。
ごめんな、淳。