わーとり

□えろ練習
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無理矢理ベッドに押し倒され、そのまま口を塞がれる。
「んん、ぁ、ふっ」
上顎を優しく、ゆっくりと舐められ、ぞくぞくした。
だが、再びかき混ぜるように迅の舌は動き回る。
口内では乱暴に暴れているが、肌を撫でる手つきは優しく、少しくすぐったい。
気持ち良くて、余裕がなくて、飲み込みきれなかった唾液が頬を伝う。
少し、少しだけ、勿体無い、と思った。

キスをしているときの呼吸法を知らない俺には、限界が来る。苦しくなって迅の胸をドンドンと叩くも、気づいていないのか、ワザとなのか、放さない。
「んんんっ、ふ、んぅ、」
息が出来ない苦しさに、涙が溢れる。苦しくて胸を叩く力が弱まってきた所で、ようやく口を離してくれた。
「は、ぁっ、は、はあっ」
急に入り込んできた酸素にむせつつも、必死に息をして、唾液を飲みこむ。涙で視界がぼやけている。
「苦しそうなしゅーじ、かわいいよ」
迅は、笑みを浮かべて、俺の頬に伝った唾液をぺろり、と舐め、そのまま耳に移動し甘噛みを繰り返す。時々、息を吹きかけてくるのでくすぐったくて、でも少しだけ気持ち良くて。
「っは、ぅ…耳は、や、だ」
耳を食む迅の肩を押しかえそうにも、びくりともせずに、力の差、と言うものに腹立った。

迅は満足したのか、今度は耳から首、鎖骨へ唇を移動した。
気付けば自分の上半身は既に裸で、ズボンもベルトをはずされ、脱がされている途中だった。
ズボンだけは、と思い阻止しようとすると、ピリ、と首に痛みが走った。
何事か、と思い迅を見るとちゅ、ちゅ、と首や鎖骨など、そこらじゅうに朱い華を咲かせていた。しかも、わざわざ見えるところに沢山。
「じ、迅っ、そこ、つけたら見える……っぅ」
困ると思って止めさせようと言ったら、胸の突起をこり、と触られた。
男だから胸が感じる訳無いし、自分が特別敏感、と言うわけでもなかったので、正直強くつままれたら痛いだけだし、くすぐったい。
跡をつけるのに満足したのか、唇はそのまま下っていき、胸で止まった。
すると迅は、舌で突起を舐め始めた。
ころころと舌で転がすようにしたり、歯で甘噛みしたり。
たぶん、それを毎日続けていたらそこもちゃんと快感を得られるようになるのだろうが、残念ながら胸は余り触られた事はないので、何も感じない。
何も出ないそこを、赤子のように舐めている迅を見ていると、可笑しく思えて、笑ってしまった。
「……秀次、なに、笑ってんの?」
くすくすと笑う俺に気づいたのか、むすっと頬を膨らませ唇を尖らせて、いかにも不機嫌ですアピールをしている迅を見て、更に可笑しく思え笑ってしまう。
「もー、秀次ぃ、ここ気持ちよくないなら言ってよね」
突起をいじっていた手をぱっと離し、そのまま下着の中に手をつっこみ、自身を掴まれた。
「…ぁあっ!?」
鈴口をぐりぐりと刺激され、突然の強い快感に体が震える。
緩く起ってきたそれを迅は口内へ含んだ。
「き、汚い…からっ、ぁあぅ」
熱くてざらざらした舌に裏筋を舐められ、
甘噛をしたり、時々喉奥までくわえこみ締め付ける。
慣れない強い快感が怖くて、迅の髪を掴み引き離そうと引っ張るも更に口内で締め付けられ、目の前が白くなる。
「ゃ、ぁああ…じ、迅、いく、いっちゃ…ぁぇ?」
性急に自身を刺激され、果ててしまう、という所で離された。
「な、何で……」
「まだだよ、秀次。俺と一緒にイこ」
そう言ってベッドのサイドテーブルからチューブを取り出した。
迅はチューブの中身を手に出して、つぷり、と
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うぬぬぬ…………難しい

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