あの子は生徒会長様
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「.....ここが大川学園かぁ。」
おばちゃんいわく、高校生、大学生は今日から学校らしい。
わたしはまだまだ先です。
「えっと、寮は.....」
「あ、君君!!!ちょっと待って!」
「へっ?」
若い男の人に話しかけられた。
「ここにサインしないと通っちゃだめだよ!!」
書かないと地獄の果てまで追いかけるよ〜。
え、ストーカー?違うか。
「あ、そうなんですか?ごめんなさい。」
ここの学校すごいな。
サインしないと入れないのか。
あ、当たり前か。←
「はい。」
「あ、寮のおばちゃんの代わりなんですね。寮ならあっちいって角を右に曲がってください。」
「あ、はーい。」
さよーならー。と手をふる私と事務のお兄さん。
「さ、寮でご飯作らなくちゃ。夜ご飯の準備。」
私は迷子になりながらも寮へ向かった。
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