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□どろっぷ
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お菓子の戸棚を開けると
昔懐かしのドロップが入っていた。
「昔よく食べたっけ…」
ドロップの缶を振ると
カラフルな飴がふたつ出てきた。
赤いほうをつまんで
口の中に入れると
あの甘ったるい味。
「お、なにそれ」
しうちゃんが横に座って
ドロップを見つめるもんだから
『いる？』って言ったら
『もちろん』といつもの笑みを見せた。
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