長編

□リア充爆発しろ
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昔からそうだ。
別に今更ひがむつもりなんかはない。・・・多分。


俺の名前は牧田朝矢、この下咲高校に通う十七歳高三。
なんの起伏もなく、なんとなく過ごしていたら・・・気づいたら三年生になっていた。
そんな俺も思春期な訳で。
当然悩みの一つや2つはあるわけだ。ひとつはまぁ、進路のこと。
で、もう一個が深刻な・・・恋愛だ。

とくになにかが得意と言うわけでもない、性格は・・・よくも悪くもない(と思いたい)バレンタインのチョコ配達数30個、獲得数二個、その獲得数のうち一個がおふくろ、も一個が妹。
顔は・・・普通つかどこにでもいそうな顔だと自分では感じてる。
女子との会話は「牧田くん、○○くんの番号きいといて」とか完全なるキューピット役。
もしくはたまに「牧田これやっといてー」と雑務をおしつけられる程度
初カノと部活のレギュラーは後輩にねとられた。


まぁ結論的にいうとだ。
俺はクラスで特別浮いているわけでもない嫌われてるわけでもない。ただそれ以上にもそれ以下にもならない普通のいるなぁああいうやつてきなポジションなのだ。
まあ簡潔的にいえばだ。モテない。
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