HelloGoodbye番外
□忍術指導失敗
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「いいか幸村。よく考えるんだ。どう頑張っても、どう足掻いても人間は水上走行なんてできやしない！！」
「何を言っておいでか紫乃殿！！空殿のゲッコウガはあのように簡単に走っているではないか！」
「ガチで言ってるのかこの子」
「馬鹿ァ！？アンタ馬鹿ァ！？それはポケモンだからできることであって人間ができることじゃないんですぅ！！
考えてもみろ！人間が水上走行するなんて、人間がバシャーモ並の跳脚力で30階建てのビルの屋上に一ッ飛びするようなもんだから！！」
「格好いいではござらんか！！」
「とにかく無理なもんは無理なの！忍者でもない限り、そんなことはできやしないの！！You see！？」
「今政宗いなかった？」
「気のせいだ」
「忍者であればできるのだな！？」
「え？何が？」
「佐助ええええ！某を弟子にしてくれええええ！！」
ずどどどどど……
「……行っちゃった。いいの？」
「んー、いんじゃね？佐助ならどうにかするだろ」
「それもそうだね」
「さーて、それじゃしばらく水辺で涼んでますかァ」
「さんせー」
忍術指導失敗
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