HelloGoodbye番外

□女々しくて×3♪
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「元親、テディベアいるか?」

「い…………らねぇ」

「なんだ今の長い間」

「うるせー」

「いらないのか?」

「いらねぇ」

「ホントに?」

「ホントだ」

「ホントのホントに?」

「ほ、ホントのホントだ!」

「ふー…ん」

「…んだよ、その目は」

「べっつにー?じゃ元就にあげてくるわ」

「!?ま、待て!アイツにやるくらいなら俺が貰う!!寄越せ!」

「まだ作ってねーよ。それにしても素直じゃないなぁアニキも。
小学生からの付き合いなんだからお前が欲しがってるなんて手に取るように分かってんだよフハハ」

「…うっせー」

「そんなワケで作るかわりに真夜中に人の家の前でブオンブオンとバイクで爆走するの止めてくれないかな。てゆーか真夜中にバイク乗るの止めてくれないかな」

「おいおい何のための暴走族だよ」

「テディベア」

「チッ……、分かったよ」






「…鬼がテディベアで鬼退治された…」

「言うなウィング。取引を水の泡にする気か」

「おい紫乃!色は紫だからな!!」

「あーはいはい」

「絶対だからな!!」

「分かったっつーの!」

「女々しい…」

「しっ」



女々しくて女々しくて女々しくて♪

(アニキィ……)



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