HelloGoodbye
□第二章‐第9話
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第9話
「あのねぇ、アタシポケモンが怖いのぉ…でもぉ、頑張って仲良くなりたいの!だからァ、アナタ達のポケモンアタシに貸して?」
「え嫌だ(しかも顔がゲスい可愛い顔が台無しだし」
「ハッキリすぎるよぽんちゃん。まぁ私も嫌だけど」
「ウチのマネージャーの頼みを断るなんてどういう了見だい?」
「うわっビックリした。まぁ落ち着いてくださいよ。単純に信頼しきっていない人に自分のポケモン預けるのが嫌なだけッスから」
「同じくー」
「で、でもぉ…!」
「でもも何もありません俺は嫌です借りるだけなら同じ学校の人からでもいいじゃねーですかっつーか捕まえてもらえばいいじゃねーですか。その前になんでポケモンが怖いのかちょっと俺には理解できないっつーか何でここにいるんですかテニスどうしたテニス」
「待って待ってマシンガントークすぎるから」
「つーかさ、幸村の奴遅くね?アイツ自分からポケモン勝負挑んできたくせに遅くね??」
「あ幸村なら親方様と殴り愛してたよ」
「マジかアイツあのやろっ」
「何の話?というか、キミ等に呼び捨てにされたくないんだけど」
「「は??」」
「そもそも俺の方が年上なんだから普通は「さん」くらいはつけるだろう。何親しく呼び捨てにしてるの。俺そういうの嫌なんだよね」
「…………ん?待て、俺等がいつアンタのこと呼びました?」
「今言ってただろ。幸村って」
「「……あー。見事な勘違い乙」」
「え?」
「いやね、俺等の友達にもいるんですよ幸村って。真田幸村っつー名前の。お宅の副部長も真田って名前でしたっけか、それじゃあアンタ等呼ぶときは先輩とか敬称つけて呼ぶんでそれ以外でウチの学園サイドからの真田とか幸村は俺等の友達のことでいいですかいいですよね異論は認めん」
「なんつーか合宿来てからぽんちゃんがマシンガントークを連発してる気がする」
「気のせいじゃね?……あ、刑部ー!!」
「…ん?やれ、ぬし等か」
「貴様!刑部に触れるなぁ!!」
「あだぁ!?三成今なんで殴ったオイお前に抱きつくぞコラ!!」
「なっ、や、止めろ離せ!!」
「抱きつきってぽんちゃんがオカンだからこそできる技だよね」
「ヒッ、ヒヒヒ!!やれ、ぬし等がいるところはいつも賑やかよ。ヒヒヒッ。飽きぬわアキヌ。楽しいナァ」
「ほんとね」
「離れろぉぉぉ!!」
「いってぇえ!脛は痛いって!!!」
「な…何なのよあいつ等…!!」
「どうしたんだい?」
「あ、うぅん!何でもないよぉ?」
「(そうか、断られたことがショックなんだね。ホントあの子達どうしてくれようかな)」
「ハッ……悪寒が」
「そんなもん無視だ無視。さぁ来い刑部!三成をサンドイッチだ!!」
「ほれ」
「うぐっ!……ぎ、刑部…肘鉄はないぜ…!!」
「ちょwwwぽんちゃんwwwww三成放してるしwwwwwwww」
「ふんっ。貴様の自業自得だ馬鹿め」
「ヒッヒヒヒ、ヒャーヒャッヒャヒャッヒャ!!」
「刑部!?笑い方怖いんですが!!?」
「そんなところも含めて愛でる!!」
2日目・正午
(秀吉に抱きついたら二人がかりのフルボッコ)
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