HelloGoodbye

□第二章‐第8話
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第8話



「まさかの一人一校ずつだったとは。迂闊だ」

「てか神様何してんのって話だよね」

「全くだ。面倒くさいことしやがって」

「同感」

「いやでもポケモンと会わせてくれたのは感謝感激雨霰なんですけども。ポケモンと出会ってから前世との生活変わったし」

「結構外出たり動いたりするようになったよね」

「健康的になった。あ、そうそう。この間さ、野生のバチュルになつかれて大変だったんだよ主にライコウ様が」

「ライコウ様どうした」

「電気エネルギーめっちゃ吸いとられてた」

「あーあ」

「しかもその背中の上で進化しやがった」

「あーあwww」

「いきなりは重いわってね。流石のライコウ様も一瞬よろけてた」

「ぶっはwwwwwwwwww」

「おいおい口の中が空でよかったな。何か含んでたら確実に大惨事だったぞ今の」

「ごめんwww想像したら耐えられなかったwwwww」



「ところでさ」

「ん?」

「テニス部の方から視線だけでもかなりの圧力がかかってきている件について」

「んー…気のせいじゃないかな☆」

「そっか、気のせいか☆」

「そうそう、気のせい気のせい☆」



「母ちゃん達テニス部から超睨まれてるけど何かしたのかい?」

「お前は何で母ちゃん達が現実逃避しようとした瞬間に現実に引っ張り戻してくれるのかな。よって罰としてドロップキック」

「ざまぁ慶次wwwww」

「え?俺悪いことしたの!?ちょ、待て待て母ちゃん!紫乃聞いてる!?」

「ライダーキック!!」

「いってぇえ!!ドロップキックじゃねぇのかよ!?」

「あっ風魔じゃん。新聞のネタ探し?テニス部ネタになるとしてもこれは流石にネタにはならないよ日常だし」

「……………」




2日目・午前

(なにも悪いことしてないのに何で睨まれてるんだろう)



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