HelloGoodbye

□第二章‐第6話
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第6話


「これから緊急作戦会議を始める。各員、席に着いたか?」

「待って紫乃ちゃん。それ何キャラ?」

「大佐と呼べ猿飛三等兵」

「何それスッゴイ微妙!!」

「私語は慎め猿飛三等兵」

「で、どうしたんだよ母ちゃん大佐」

「実は、今回のこの合宿にとてつもなく面倒臭いであろう人物が来てしまった」

「お前の知り合いか?」

「そんなわけないだろう」

「私も知らないよー」

「フンッ。我には関係ないことぞ。勝手にやっていろ」

「果たして、それで良いのか元就?」

「………どういうことぞ」

「説明しよう、各員よく聞くように。いいか、そいつはおそらく…(典型的な勘違い逆ハー狙いの性格及び行動パターン)…という奴だ」

「ただの勘違い面食いbitchじゃねーか」

「その通り。だがその勘違い面食い○ッチでも向こうの男達はその毒牙にかかっている。ちなみに幸村も被害を受けた」



「ちょ、旦那大丈夫なの!?さっきから何か甘ったるいニオイすると思ってたらそれ!?」

「お、落ち着くでござる佐助!」

「幸村には誘惑効かなかったみたいだけどねー」

「そう。おそらくお前等には誘惑は効かないだろうが、その分奴は躍起になって行動するだろう。最悪の事態を考えると逆ギレのオンパレードで面倒なことになるのは目に見えている」

「しかも、どういうわけか向こうはアンタ等のことよーく知ってるよ多分」

「はぁ?」

「どういことだ」

「それは俺等にも分からない(口が裂けても異世界から来たからだとか言えない)」

「そもそも何でテメェ等はそんな情報を持ってるんだよ」

「「夢小説に決まってるだろう」」

「そうだったな、お前等はそーいう奴等だったな。俺はもう何も突っ込まねぇ」



「ともかく、だ。俺等が言いたいのはやけに自分に絡んでくる女には気を付けろということだ。お前等全員アイツのターゲットだろうからな」

「「「「「「…………………」」」」」」

「ねぇ何でそんな時だけこっち見んの?大佐、コイツ等酷い!!」

「何故こんな時だけ俺を女扱いするんだ貴様等そこに直れ!!ラグラージとシャワーズのWドロポンの刑に処す!!」

「「「「「「なんかごめんなさい」」」」」」



1日目・正午

(まったく、失礼な奴等だ)



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