HelloGoodbye

□第一章‐第10話
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第10話



「明後日からは高等部だな」

「明後日からは高等部だねぇ」



「今まで色んなことがあったなァ」

「ぽんちゃんのチート無双とか?」

「是非もなし」

「つーか結局テニプリ……」

「雑誌とかで目にすることあるけど実物は見てないな」

「まぁ、婆娑羅町にも戦国市にも、テニスの強豪校ないからね。見ることができる確率も減っちゃうよね」

「だからと言ってこっちから会いに行くの面倒臭い」

「右に同じ」

「あ、でもさ。噂じゃ理事長、何やら跡部財閥つーか氷帝学園に何度も足運んでるらしいんだってさ」

「へー」

「でさ、俺思ったんだけどよ」

「理事長 金持ちだから跡部財閥に関係もつのはなんとなく理解できんのよ。でも何でわざわざ氷帝学園なんて行くんだとか思ってたんだけど…。
ほら最近理事長、やけにデカい別荘と、そこにテニスコート新設してるだろ」

「ああー、あそこか。デカいし金かけてるからできるのは再来年くらいになるってやつ」

「んだ、そこそこ。実はそれ、他校のテニス部で有名所の合同合宿用だったりして」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………ま、んなワケねーか!wwww」

「ですよねーwwwてかフラグ建てるなしwwwwぽんちゃんのフラグ結構回収率高いんだからwwww」

「一級フラグ建築家ですキリッwwwつか回収するかどうかは神様次第だろwwww」



「(面白そうだし回収しよ)」




嵐の前

(平和な時間は神様のせいで高校1年生までしか続かなかった)



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