HelloGoodbye
□第一章‐第1話
1ページ/2ページ
第1話
「死んだな」
「死んだねぇ〜」
「見事な死にっぷりだったな」
「だね」
「しかも死ぬタイミングほぼ一緒」
「ぽんちゃん食中毒で死ぬとか運ないよなwww」
「うっせぇ黙れ横転死」
「ちょwwww否定できないwwwww」
「そもそも石でつまずいて転んで死ぬとかどの漫画だよ」
「やめwwww呼w吸wできwwなwいwwwww」
「俺も俺だがな。チックショ、あのカニカマめ。本物のカニじゃないから大丈夫だとか油断しなければよかった」
「wwwwwwwwwwwwwww」
「せめて言葉を発しろ言葉を」
「待って待って待って!!」
「「あ?」」
「なんなの君たち!?死んだのにマイペースな日常会話なんてそうそうできるもんじゃないよ!?」
「見ろよウィング。夢小説とかでよく見る厨二くさい神様だぜ」
「だからwwwwwぽんちゃんは私を笑い死にさせる気かwwwwwwww」
「うん」
「ひでwwwwしかもいい笑顔wwwwww」
「つか俺等すでに死んでいる」
「それもそうだwwwww」
「ねぇ聞いてる?ボクの話聞いてる??」
「「あ、ごめん聞いてない」」
「もう何なの この子達マイペースすぎる!!」
「ゴメンねゴメンねー!うまく真似できない。オカアだったら上手くできるのに…。あ、今ちょっとホームシックになった」
「ぽんちゃんが落ち込んだ、だと?」
「貴様は俺をなんだと思ってやがるコラ」
「なんかスマン」
「あ そうそう そんな君たちに朗報だよ」
「朗報?」
「なんぞ」
「家庭事情はそのまんまでBASARAとポケモンとテニプリの混合世界へと転生ご招待!!」
「ポケモンだと!?神様大好き愛してる!!!」
「wwwぽんちゃんの着眼点が相変わらずだwwww」