小話集
□会話集 2
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コウ「…あれ?今日は座談会って聞いてたんですけど、お題は無いんでしょうか?」
アムロ「今日はハロウィンだろ?だから僕達に仮装させて、それについて語らせるらしい。だからお題は無いんだよ」
ガトー「そんな事で呼び出されたのか。それより当初予定していた私とウラキの話はどうなったのだ」
シャア「大まかな話は出来ていたらしいがオチが思い付かず、とりあえず未完のままにしてあるらしい。残念だったね、ガトー少佐」
ガトー「…少しも残念そうではないですが」
シャア「ガトー少佐…管理人が私とアムロの話を書かないからといって、この私がひがんでいるとでも?」
アムロ「実際その通りだろ。器が小さいにも程があるよ」
シャア「容赦無いな…そんな君も素敵だがね」
アムロ「煩い黙れ寧ろ死ね赤い変態」
コウ「……なぁガトー。アムロさんと大佐って付き合ってるん…だよね?」
ガトー「気にするな。あれがあの二人のスタイルだ」
アムロ「…ところで仮装とか言っておいて、僕らいつもの軍服だけど」
コウ「確かに……ってうわっ!シャア大佐、何か光ってますよ!?」
アムロ「何また変態的な事やってるんだ貴方は」
シャア「いや、私は何も…」(強制変身)
ガトー「…いきなり服装が変わりましたね」
アムロ「黒いマントにタキシード……もしかして、吸血鬼か何か?」
コウ「………格好いい…///」
ガトー「何だと…!?」
シャア「すまないな少佐、君の恋人を惑わせてしまって」(ちょっと自慢げ)
アムロ「…ああそうだな、僕の可愛い後輩をたぶらかすなんて、これは罪だ。大罪だ」(変身)
シャア「ま、まさかその格好は…」(冷や汗)
ガトー「神父…か?しかし手に物騒な物を持っているが」
アムロ「安心しろシャア、一瞬だ。この銀の弾丸で正確にその心の臓を撃ち抜いてやるから」(銃を構えて微笑む)
コウ「…アムロさんも格好いい…///」
シャア「まま待ってくれアムロ!せめて残り二人の仮装を見るまでは…!このままでは私の死亡でオチがついて座談会が終わってしまうよ?」
アムロ「それもそうだな…。仕方ない、もう少しだけ生かしておいてやる」
シャア「(助かった…)…ん?アムロ、この鎖は……?その、十字架が当たって物凄く痛いのだが…」
アムロ「逃げるといけないから、念の為」
ガトー「(哀れだ…)しかし、私とウラキは一体何に……む?」(強制変身)
コウ「………っ!!」(絶句)
アムロ「これは…中世ヨーロッパ辺りの騎士って感じ、かな?またよく似合ってますねー」(ちょっと羨ましげ)
シャア「確かに。ガトー少佐は身長があるからな……ん?どうしたんだね、ウラキ少尉?」
コウ「……あ、いえ、その…(ど、どうしよう…ガトーが格好良すぎて頭がくらくらする…///)」
ガトー「…言いたい事があるならば言え、ウラキ」
コウ「うぅ…あの……その…」(涙目)
アムロ「(助け舟を出してやるか)コウ。ガトー少佐、凄く格好いいよね?」
コウ「………はい。…とっても」(超小声で頷く)
ガトー「……そうか」
シャア「嬉しそうだね、ガトー少佐」
ガトー「い、いえ…特に、そんな事は」
アムロ「後はコウだけか。あの管理人は一体何をチョイスしてくるのか……あ」
コウ「わぁっ!」(強制変身)
ア・シ・ガ「………」(全員固まる)
コウ「ちょ、何だよこれ!は、恥ずかしい…っ!!///」
アムロ「……ミイラ男、でいいのかな…これは?しかしこれはまた何と言うか…本当に包帯巻き付けただけなんだね、これ」
ガトー「……」(直視出来ない)
シャア「この、見えそうで見えない絶妙な隠れ具合が何とも…」
コウ「たっ、大佐!捲らないで下さいっ!///」
ガトー「大佐っ…!」(怒鳴りかけて不穏な気配に気付く)
シャア「羨ましいなガトー少佐。これなら所謂『お代官様ごっこ』も出来るじゃないか」(まだ気付いてない)
ガトー「…あの、大佐」
シャア「しかしこれは、下の方はどうなっているのか……まさか何も身に付けていないという事……は…」(漸く気付いた)
アムロ「どうやらしっかりと覚悟は出来ている様だね。良かった、安心したよ♪」(これ以上無い程いい笑顔)
シャア「……ははは」(顔面蒼白で乾いた笑い)
ガトー「…行くぞウラキ(スプラッタは見せたくない…)」
コウ「え?だって座談会はどうするんだよ?」
ガトー「一応全員着替えたのだ、そろそろ終了しても構わんだろう」
コウ「そっか…じゃあ皆さん、今回はこの辺りで!」
ガトー「一日遅れた事を駄目管理人の代わりに詫びておく…すまなかった。さて、早く行くぞウラキ」
コウ「うん……っていうか、早く帰って着替えたい…」
それ以来、赤い彗星の行方を知る者は誰も居なかった…(笑)
というかただコスプレしてるだけで余りハロウィン関係ないなこれ(爆)
ちなみにこの後コウがガトーに美味しく頂かれたのはお約束です(笑)