小話集
□会話集 2
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コウ「ガトー!対人戦行くんだって?」
ガトー「ああ…メインで無いとはいえ、いつまでもジオンのICが少尉のままでは情けないからな」
コウ「そっか…あれ、もしかしてガトー一人で行くの?」
ガトー「特殊作戦に参加するからな。今回は『1ユニット限定戦』らしい」
コウ「ガトーが強いのは分かってるけど…でも、一人だけだなんてやっぱり心配だな…」
ガトー「相手も一人だ。心配ない、必ず勝って帰ってくる」
コウ「……そうだ!なぁガトー、俺のデンドロビウム乗ってってよ!バルフィッシュ持ってるガトーなら乗れるだろ?コストもギリギリ足りると思うし」
ガトー「だが…いいのか?あれ程他人がデンドロビウムに乗るのを嫌がっていたではないか」
コウ「うん…確かに、デンドロビウムは俺の恋人って言ってもおかしくないぐらい大切な存在だけどさ」
ガトー「…そうか」(ちょっと複雑)
コウ「でも、ガトーならいいよ。1対1ならノイエかデンドロが一番強いだろうし、でも管理人さんはノイエ持ってないから」
ガトー「コウ……。本当にいいのか?」
コウ「うん。だって、やっぱりガトーが一番大切だから。俺の代わりにデンドロがガトーを守ってくれる様に、祈りながら待ってるからね」
ガトー「分かった。必ず、お前の大切な機体と共に戻ってくる。安心して待っていろ」
コウ「うん!いってらっしゃい、ガトー!」(ギュッとガトーに抱きつく)
ガトー「ああ。行ってくる、コウ」(コウを抱き締めて軽くキス)
――その頃、対戦相手側では。
アムロ「……一体いつまで待たせる気なんだ、あの超バカップルは…」(苛々)
はい、相手はアムロさんでした(笑)ステイメンに乗ってたので「これは性能上負ける訳にはいかん!」と必死で戦った結果、フォールディングバズーカとアムロ自身の能力が欝陶しかったですが何とかアムロを二回墜とす事に成功。無事中尉に昇格しました。
――で、その後。
コウ「お帰りなさいガトー!良かった、勝ったんだね!怪我とかしてない?」
ガトー「ただいまコウ。大丈夫だ、怪我は無い。お前が祈りをこめて託してくれたデンドロビウムのお陰だ」
コウ「本当に良かった…ちゃんとデンドロビウムはガトーを守ってくれたんだね」
ガトー「ああ。ありがとう…コウ」(コウを腕の中に引き寄せる)
コウ「どういたしまして…ガトー」(ガトーの胸に顔を埋める)
ギャー!バカップルにも程があります(--;)