小話集
□会話集 2
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コウ「お久しぶりです!あの、今日は俺達管理人さんに頼まれて、その…色々、謝りに来ました」
アムロ「…っていうかさ、関係ない僕らに『代わりに謝っといて』っておかしいよね」
ガトー「人間として最低だな」
コウ「そ、そこまで言う事無いだろ、ガトー。管理人さんが可哀相だよ」
シャア「ウラキ少尉は優しいのだな。だが、あんなだらし無い人間を庇う必要は無いよ」
アムロ「そうそう。遅刻でいつもお世話になってる人に迷惑かけるなんてね…それも二度目。普通に有り得ないよ」
ガトー「いい歳をして恥ずかしくないのか…全く。不甲斐ない奴の代わりに謝罪する」
シャア「本当にすまなかったね。我々からもきつく言っておこう」
アムロ「あの管理人はもう体に覚え込ませるしかないんじゃないか?少しばかりνガンダムのフィン・ファンネルでさ…」
コウ「ア、アムロさんそんな事したら死んじゃいますって!」
アムロ「大丈夫だって、僕加減するの上手いから」
コウ「加減しても死んじゃいますよ!…それに、その、遅刻って…(段々小声になる)誰でもしちゃう、じゃないですか…」
ガトー「……ああ、そういえばお前は遅刻の常習犯だったな」
シャア「道理で管理人の事を庇う訳だ」(苦笑)
アムロ「そういえば今日も遅刻してたね、コウ」
ガトー「お前は何故そんなにいつも遅刻するのだ!そんな事ではいつまで経っても未熟者のままだぞ」
コウ「うぅ……だけど、今日は……そもそも、ガトーが昨夜…」(真っ赤になって俯く)
ガトー「なっ……そ、それは…」(言葉を失う)
アムロ「あぁ〜…成る程、そういう事、ね…」
シャア「…そ、そこで何故私を見るんだい、アムロ?」
アムロ「いや〜…別にぃ〜…?ただ、相手の事を考えない恋人を持つと大変だよな〜って思って。な、コウ」
コウ「え、あ、えっと、その」
ガトー「だ、だから泊まっていけとあれ程言っただろうが!」
アムロ「あ、自分の事は棚に上げて人の所為にするんだ。見損なったよ、ガトー少佐」
シャア「ア、アムロ…ガトー少佐はそんなつもりでは…というか、話がズレているぞ?我々は謝罪をする為にここに居るのであって」
アムロ「煩いぞ赤い変態。そういうまともな台詞は職場でのセクハラを止めてから言うんだな」
コウ「…アムロさんが怖い……」(ビクビク)
アムロ「ええと、今日はウチの駄目管理人が色々と迷惑をかけて申し訳なかったね。これから僕がよーく言って聞かせるから……シャアと一緒に、ね」(黒笑)