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□ぽん太様より
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「…ジジィくさいです!」


突然の骸の゛ジジイ゛発言に、雲雀の目が瞬時に大きく見開く。


「はぁ?!」


「おじぃちゃんみたいですよ雲雀くん!自然な風が良いとかいいながら実は冷え症とかじゃないんですか?」


クフフと嘲笑う骸に、さすがの雲雀も堪忍袋の尾が切れたようで…
骸に突き刺すような視線を向ける。


「…何それ?僕がじじくさいなら君はただのデブだよ…暑い暑いってダラダラ汗をながすね!」


聞き捨てならない例えに、今度は骸のオッドアイが大きく見開く。


「なっ!何ですかその差別的な発言は!!全国のおデブ乙女さんを敵に回しましたよ雲雀くん!!それに僕は出るところはでてますし!くびれもあります!決して太ってなどいません!!」


骸は立ち上がると、括れたウエストに手をおき、豊満なバストを強調する。


「なら君だって全国のお年寄りを敵に回したんじゃない?お年寄り皆が皆、冷え症とも限らないよ…」


見下げる骸と見上げる雲雀の視線が絡み合い、バチバチと火花が散る。


「あぁ言えばこう言う…全く減らず口ですね!!」


「君もね!」


数秒間、睨み合った後、らちがあかない言い合いに白

肩を落とし゛はぁ…゛と深々に溜め息をつく。


「……イライラして余計に暑くなりました…もういいです!綱吉くんの家に寄ってお風呂をお借りしてきますから」


雲雀は骸の発言に固まり、慌てて立ち上がると背を向けて歩き出す骸の手首を掴む。


「待ちなよ…何で綱吉の家なわけ?僕の家じゃなく…」


「雲雀くんの家なんかに行ったら何されるか分かりませんから…僕、結婚するまでは清い身体でいたいので…」


「え゛?!結婚するまで君を抱けないの?」


「当然です!僕は尻軽女じゃありませんからね!!」


骸は唖然とする雲雀にぴっしゃり!と言い放つと、掴まれた手首を振り払い、スタスタとドアに向かって歩き出す。

すると…


「…ぁれ?…涼しい風が?」


項に心地好い冷風を感じる。
クルリと振り返ると、クーラーのリモコンを持った雲雀が切なげな表情で佇んでいた。


「…僕は寒がりなんだ…クーラーの風でも手足が冷たくなる…だから」


「そばにいて温めればいいんですか?」


「…うん」


急に素直になった雲雀に、骸はクフフと微笑む。
雲雀のゴツゴツしたマメだらけの手を握り、胸もとにスリスリと額を擦り寄せた。
ぴったりと身体を引っ付けて、骸が自分より少し背の高い雲雀を愛くるしい視線で見上げる。
互いの視線が交わり、見えない糸で引っ張られるように、二人の顔が引き寄せられた。

吐息すら感じる距離まで近づき、骸が瞳を閉じ…
二人の唇が、そっと重なる。
チュチュと音をたてながら、軽いキスを何度も繰り返して…骸が、躊躇しがちに舌を差しだすと、雲雀が絡めとる。


「んッ…ぅ、んぅ…」


クチュクチュと水音を鳴らしながら、舌を絡め合い…
口腔内を犯していく。
ギュゥと雲雀の指を握り、苦しさと恥ずかしさから頬が赤く染まっていく。
長いキスが終わり、潤んだ瞳で見上げる骸の目もとに、雲雀は軽くキスをする。

雲雀は骸の華奢な身体に両手を回し、絶対に離さないとばかりに強く抱き締めた。


「骸…」


「何ですか?雲雀くん?」


「早く結婚したい…」


「クフフフ…雲雀くんが18歳にるまでお預けです♪」


骸のお預けに、今度は雲雀が肩を落とし深々と溜め息をつく。
骸はペロッと赤い舌を出して、冷たくなる雲雀の指先を包み込むように握った。










いつもお世話になってます♪の紫桜さまからのリクで何かとアツいヒバムクです♪本当は身体の芯までアツくなる所謂、裏小説まで持ち込んでやろうかと思いましたが…いくらなんでも自主規制しました…(ダメだろ;初めて頂いたリクで裏は;)中途半端、駄作小説になってしまって申し訳ないです!紫桜さま!!でも紫桜さまに捧 げる愛は胸いっぱいですから!へぼ小説ですが貰って頂けるとありがたいです!リクありがとうございましたm(_ _)m



2008/6/3




















「wica」ぽん太様から頂きました、6500打霧リク小説です(*´∇`*)
いちゃいちゃらぶらぶしやがって、くそぅ可愛いな!

ぽん太様、有難うございました!
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