ギアス短編

□事の始まり:幼少スザルル
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日本…小さな小さな国。けれど…幼少時代の俺にしたら とても平和で豊かな所で、どこか人々の心が広くみえた。



この平穏な暮らしがずっと続けばいいなぁ〜…って思ってた




スザクにあって その思いがもっともっと大きくなった。



「平和だねぇ〜…」「そうだね♪スザク」



窓の外に顔を向けているスザクと同じように僕も窓の外に目をやる。



「でも…暇だね?」

「………」

窓の外の小鳥に目がいっていたために、スザクが何か言ったが…耳に入ってこなかった。


「ルルーシュ?………Σあ!なるほど!!…小鳥ね♪巣をつくってんだよ♪」


何も言ってないのによくわかったなぁ〜と思いながら、スザクをチラ見して
また小鳥へと瞳を向けた。


「そっかぁ…スゴいな…」


「ん?何が…」


「自分で全てをやりこなすだなぁって…事、あんなに小さいのにー…」

僕とスザクがこうやって、のんびりしている間に…あの小鳥達は 空に羽ばたいて行くんだ………。


「たしかにねぇ〜♪でも、」


「?」


「ルルーシュもスゴいと思うよ♪自分の事しながら、ナナリーの事もよく見てる♪人一倍」


「ΣΣ!?ぇ」


不意をつかれた。スザクがそんな風に僕を見てたんだって…
それが なんだか嬉しかった、僕を見ていてくれる人がいるんだ、僕を知ってくれる人がいるんだ!!って、
その時から…僕にとってスザクは特別な人になった。





幼い幼い僕達の純粋な思いは ここから始まった。




end----
 

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