ギアス短編
□夜の闇:スザルル 一部シリアス?
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寝付けない…………
時計の針が深夜2時を指そうとするのにルルーシュは1人寝付けないでいた。
それは…自分の心が落ちついてない証拠。
自分の正体がゼロだって事を…隠し通す為の笑顔.表情.嘘.偽り.……どれも当てはまって、自分に嫌気がした。
逢いたい……………
スザクに
気が付けば、電話に手が伸びていた。
プルルルル-----
何度か呼び出しのコールの後…
「はい…柩木です」
「………」
何も話せなかった。と、いうより 声を聞いて安心して、何も言えなかっただけ……
しばらくの後
「ルルーシュ…?」
「!?……っ」
一言も喋ってないのに……スザクは電話の向こうが俺だと気が付いた。
「スザク……っ…」
「……ルルーシュ…僕に逢いたくなったの?こんなに遅くに電話してくるなんて、珍しい…」
「…あぁ……」
「じゃあ…ちょっと待ってて!!すぐそっちに行くから…ネ?ルルーシュ」
「……うん」
キィー---
「ルルーシュ…?」
「スゥー…」
「寝てる……?人がせっかく…………でも、今日はおやすみ♪ルルーシュ」
寝てるルルーシュの額にキスをして、ルルーシュのすぐ横に僕は寝そべった。
朝が来ても…ルルーシュは1人じゃないんだよ♪って思って欲しいから……
end---