ギアス短編

□夜の闇:スザルル 一部シリアス?
1ページ/1ページ

寝付けない…………


時計の針が深夜2時を指そうとするのにルルーシュは1人寝付けないでいた。




それは…自分の心が落ちついてない証拠。
自分の正体がゼロだって事を…隠し通す為の笑顔.表情.嘘.偽り.……どれも当てはまって、自分に嫌気がした。



逢いたい……………

スザクに




気が付けば、電話に手が伸びていた。




プルルルル-----



何度か呼び出しのコールの後…


「はい…柩木です」

「………」

何も話せなかった。と、いうより 声を聞いて安心して、何も言えなかっただけ……



しばらくの後


「ルルーシュ…?」

「!?……っ」

一言も喋ってないのに……スザクは電話の向こうが俺だと気が付いた。



「スザク……っ…」


「……ルルーシュ…僕に逢いたくなったの?こんなに遅くに電話してくるなんて、珍しい…」



「…あぁ……」


「じゃあ…ちょっと待ってて!!すぐそっちに行くから…ネ?ルルーシュ」


「……うん」







キィー---

「ルルーシュ…?」

「スゥー…」


「寝てる……?人がせっかく…………でも、今日はおやすみ♪ルルーシュ」


寝てるルルーシュの額にキスをして、ルルーシュのすぐ横に僕は寝そべった。




朝が来ても…ルルーシュは1人じゃないんだよ♪って思って欲しいから……






end---
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ