short novel
□ゲームと君
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CM「………で、連絡なかった理由は?」
「……い、忙しかったから」
付き合って半年になるももか
付き合い始めた頃からこまめに連絡をくれていたのに、ここ三日間連絡がなかった
俺からメールを送っても返事は「はい」「うん」とかそれだけ
電話をかけたらすぐ切られた
今日まで海外に行っていたけど、帰国してももかの家に直行
体調悪くなったのかとかいろいろ心配していたのに
CM「嘘でしょ?目が泳いでる、正直にいって」
「ゲームにハマって…」
CM「連絡するのもめんどくさかったか?」
「そうじゃなくて……これ終わったら連絡しようって思ったら…そのまま続けちゃったり…そういうのを繰り返して…」
CM「それで連絡しなかったと?」
「ごめんなさい(泣)」
ゲームに優先順位負けた俺の方が泣きたい(涙)
CM「…で、そのゲームは面白いの?」
「ふぇ?!あ、う、うん!」
怒っていた雰囲気から一気にゲームの内容に話が映ったせいか返事がへんなももか
「やってみる?」
CM「とりあえずももかがやってるところみせて」
三日間の成果、見せてもらおうか