名探偵2

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One of the daughter

翡翠色の目をした黒髪の少女はダンディーなおじいさんの腕に抱かれ米国を後にした。少女は13時間のフライトを終えて日本の地にはじめて踏み入れた。

「grandad,Where are you going?」

「hospital」

「okey.please come and see me.」

「of course.」

グランドダッドの暖かい大きな手で頭を撫でられるとナマエは気持ち良さそうに目を細めて身を委ねた。

「ん‥。」

ナマエが次に目を覚ますと其処は病院だった。
彼女はアメリカから持ってきたテディベアをギュッと抱きしめて窓の外を眺めた。

孤児であり酷い小児喘息を患い器官が弱い彼女はアメリカの病院で暮らしていた。そんな彼女には一応後見人がいる。血の繋がりは無いがダンディなおじいさんが彼女の後見人だ。グランドダッドは忙しく滅多に病院に訪れないがとても優しい人でナマエはグランドダッドの事が大好きだ。そんな彼は仕事の用事で日本に行ってしまった。その間孤児である彼女の元には医師と看護師が時間通りに来る以外は一人であった。それを狙ってか彼女は誘拐され監禁され死にかけたのだが、FBI助けられ一ヶ月昏睡状態から二ヶ月かけて治癒し目眩しを兼ねて彼女は日本にやって来た。

そういう訳で彼女は今日も一人病室に篭って本を読む生活を送っている。


*クイーンイングリッシュの為graunddadと呼ばせてます。

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