poem

□アネモネ
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いつもあなたの背中を追いかけてきた


あなたの背中に追い付けるように


あなたの背中を守るのは私じゃないから


あなたのなかにはいつもあの人がいる


その事に気づいたのは
あなたが大怪我をしたあの日


いつもは冷静なあの人が
ほんの少しだけど焦ってた

きっと他の人は気づかなかった
いつも見てたから気づいてしまった


きっと私なんか
二人の絆に割ってはいることなんて
できないから


ただ心のなかであなたを想うことだけは許してください










アネモネ:儚い恋

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