novel
□真ちゃんを変えたあの日....
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試合.....終了−!!!
「行こうぜ...整列。たまには、おは朝も外すって!」
「うるさい。だまれ」
82対81で誠凛高校の勝ち!!
「ありがとうございましたっ!!!!!」
俺達は控え室まで、誰一人言葉を発することはなかった。そしてその沈黙を破ったのは緑間だった。
「少し外に出てきます」
モブ「....はっ、負けたってのに冷めたもんだぜ」
「まっさかー、何も感じてないはずねぇすよ」
真ちゃんがいないままミーティングは終わった。そしてこれから帰ろうという時になっても、緑間は帰ってこなかった。そんな時、大坪さんに真ちゃんの事を聞かれた。
「高尾、緑間何処にいるか知ってるか?」
「あぁ...真ちゃんなら外にいますよ。俺、様子見てくるっすよ」
「よろしく頼む」
俺が控え室を出ようとした時不意によびとめられた。
「おい待て!」
「なんすか、宮地さん?」
「お前ら早く帰ってこいよ!!じゃなきゃ轢くからな。そして置いてっから」
「えっ!?ちょっ!それはかんべいしてくださいよwww」
宮地さんならやりかねないと思った俺は控え室を飛び出した。
はぁ....真ちゃん何処にいんだろーな?きっとこの雨の中びしょびしょにぬれてんだろうなww見つけたら脅かしてやろ!!!とか考えながら俺は探していた。
真ちゃんの姿を見るまでは....