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□秘密
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安→アイドル夢主/安独白/安田さんがなよなよしいです。




今の僕の思いを、何処かで。
たとえば彼女の目の前、さらには雑誌。テレビなんかでも。


行動もなにも、決心すらないこの思いをこぼしてしまったとき。


きっと僕と君のすべてが壊れるようで。


でも実際に壊れるのは僕のプライドぐらいだ。


だって君は強くて、僕なんか目に入ってるか微妙だし、そもそも名前覚えてもらえてるかなぁ…。


自分に自信が持てない。

この仕事に就いてから少しはついたと思ったのに。


テレビで共演だってしてる。


でもドラマでキスしてる君を見るとなんか苦痛に感じるし他のタレントさんと一緒にいるのを見ると泣きそう。


それが自分の幼さっていうのは知ってる。

所詮は子供の被害妄想の逆恨み。


彼女は誰のものでも、もちろん僕のものでもない。


それでも悔しくて、情けなくて。

現実を直視できなくて。



ステレオの音で君が囁く他人への愛をかきけすんだ。


「なんでかなぁ…。」


震えてる、僕の口から漏れる声。


頭を抱えてまるくなる。


何も聞こえないように、綺麗事の歌を聴かないように。


視界に入る君が、どうしてかな。


僕のものじゃないと色を失ってくるんだ。



キラキラ輝く君が



僕とまるで対照的で。


僕って醜いなぁって自傷的にさせる。


独りでバカみたい。


こんな恋煩いで食事も仕事も手につかなくなるなんて少女マンガのヒロインみたいで笑える。


こんな自分が壊れて、亮みたいになれたらなぁ。



テレビの向こうの、ラジオの向こうの、同じ世界にいる君に。




「共演して印象に残ってるのは関ジャニ∞の安田さんですかね。」



そんなこと言うから。




今すぐ会いたくなるんだよ。







It's a secret…keep a secret
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