トリコ 短編
□男の花園
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トリコ「そーいやよ、」
事の始まりはトリコの一言からだった。
トリコ「いや、やっぱなんでもねぇや」
サニー「んだよ、トリコ」
ココ「そうだよ、そこまで言ったら気になるじゃないか」
ゼブラ「調子に乗ってんなァ、おい」
トリコ「いやぁー、まぁ、大したことじゃないんだが、ちょっと気になっちまってよ」
ゼブラ「だから何がだ」
トリコは、サニーの方に向き直った。
サニー「ん?レか?」
トリコ「なぁ、サニー」
サニー「んだよ」
トリコ「お前、下の毛ってどうなってんだ?」
サニー「はぁあぁあ!?」
ココ・ゼブラ「ブフォッ!」
サニー「ちょ!おま!急に何言い出すかと思ったら!!」
トリコ「だって、ふと思ったんだって!下の毛も髪と同じなのかな〜って!」
ココ「で、でも、確かに!もし、その毛も髪と同じ働きが出来るなら、戦力が増えるという事も過言ではないね!」
サニー「はぁぁああ!?」
ゼブラ「まァ、戦力が増えて困るこたァねぇ。おい、サニー、どうなんだ」
サニー「はっ!?どうって!?」
トリコ「だから、どうなってんたよ、ちょっと見せてみろ!」
サニー「おまっトリコぉ!ふざけんな!って、なんでお前らこっち寄ってくんだ!!近寄んな!!」
真実を知るべく三人は
じりじりとサニーに歩み寄る。
サニー「こっちくんな!ぶっ飛ばすぞ!!」
トリコ「ただ確かめるだけだろ!減るもんじゃねぇし!」
と、トリコ達がサニーに向かって
飛び込んだ!!!
サニー「ちょ!まじか!!ったくぅ!食らえ!ヘアロック!!!」
「「「ぐっ!!」」」
サニー「はン!これで動けねぇだろ!暫くそうしてろ アホ!」
ココ「くぅ、真実を確かめられなかったか」
トリコ「いや、まだ諦めるな!ゼブラ!お前なら出来るはずだ!力を振り絞れぇえぇ!!」
ゼブラ「あぁ!!!ボイスカッター!」
バサァアァアッ!!
大きな音と勢いと共に
ゼブラの繊細なボイスカッターで
サニーのズボンとパンツが飛び散った。
サニー「」←絶句
トリコ・ココ・ゼブラ「あぁあッ!!!!」
果たして、三人が目を丸くして
見たものとは、一体……!
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