君を護るために俺は命を賭ける
□あの人との戦い
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ハリーは石を守ろうとして、その場から逃げようとしたのだが、炎によって道は塞がれてしまった。
レオはクィレルがハリーに夢中になっている間に立ち上がり、クィレルに杖を向けた。
『Impedimenta(インペディメンタ・妨害せよ)……Impervius(インパービアス・防火せよ)……ハリー、逃げてください』
ハリー「嫌だ、兄さんも逃げようよ!」
『ハリー、二人で逃げるより、一人で逃げたほうが捕まりにくいです。ですから、ハリーは逃げてください』
ハリー「兄さん、絶対に僕のところに生きて帰ってくるよね?」
『もちろんです』
ハリー「待ってるから」
ハリーはレオを鏡の間に残してその場から走って逃げた。