短編
□キレイな貴女とキタナイ僕
1ページ/1ページ
貴女と出会ったのは本当の偶然でした。
僕は最近、ボンゴレのおかげで復讐者から出られたのですから。
出て直ぐにボンゴレの居る日本に帰り、商店街歩いていただけです。
そこで、貴女と再会できるなんて思いませんでしたよ。
あの、悪夢のような実験の中、僕に優しくしてくれた女の子。
僕はあれからずっと貴女を探していました。
まさか、こんなところで会えるとは思いませんでした。
ですが、もう、遅いですね。
僕の手は血に汚れてしまった。
貴女は、一般人として生きているのでしょう。
そんな綺麗な貴女には僕は不釣合いです。
それに、貴女を危険には晒したくないです。
クフフ、なんて身勝手なんでしょう。
貴女を求める僕が居るのに、貴女を拒む僕が居る。
できるなら、僕も綺麗でいられたら……
愛しています。たとえそれが、一方的で答えの無い想いでも……