短編
□お前と共に見る夢
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なぁ、お前と一緒に夢を約束したよな。
俺は、トップアイドルになって、お前はトップの作曲家になる。
そんなちいせぇ時の約束を果たせるときが来るとは思ってなかったな。
俺はびっくりしたぜ、まさか芸能の学校の早乙女学園で再会できるとはな。
でも、そのときに気付いちまったんだ。
俺はお前が好きってことがな。
だけど、俺たちは恋愛禁止……
だから、俺たちはまた、約束を交わす。
幼い頃みてぇに……
〝俺がトップアイドルになって、お前がトップの作曲家になったら言いたいことがある〟
それから月日がたって、俺はアイドルとして忙しくなり、お前とも会う機会がなくなって
きた。
だけど、何とか時間が作れて、お前に言えるときがきた。
〝まだまだ、俺は未熟だけど、お、俺と付き合ってくれ。ぜってー幸せにするから〟