短編
□大切なMy Lady
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ねぇ、Lady、オレたちが会ったのは丁度一年前のこの場所だったよね。
今みたいに夕日に照らされたこの教室でLadyは涙を流していた。
不謹慎だったけど、そのときオレはLadyに一目惚れをしてしまったよ。
その日からしばらくたってオレはLadyにこう、告白したよね。
〝ねぇ、Lady、オレ、Ladyのことが好き。誰よりも愛してる〟
言い慣れていたハズの言葉が緊張してなかなか言えなかったのを覚えているよ。
それでも、Ladyはなかなか信じてくれなかったよね。
それでもね、Lady、オレは今でもLadyを離すつもりはないよ。
聖川にも、イッキにも、シノミーにも、おチビちゃんにも、トッキーにも、セッシーにも……
誰にも渡すつもりは無いよ。
Ladyはオレだけの天使だよ。
〝オレは今でもLadyを愛してる。これからもずっと一緒だよ〟