♪番外編♪
□8000hit記念小説
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――…
蛍「まん丸満月〜ウサギが2匹でぴょんぴょんぴょん♪」
淳「バカだなぁ〜なんだよその歌は。」
隣でクスクスと笑う君の顔。
本当に大好き。
蛍「でも今日のウサギは寂しいのなぁ〜」
淳「何で?」
蛍「一匹なんだ…あのウサギ。今はずっと空見てもう一匹捜してるんだよ。」
蛍「僕みたい…」
ポツリと呟いた。
あの時の僕のように。
ずっとずっと
誰かを求めている。
王子様が来るまで。
淳「お前には俺がいるだろ?」
蛍「うん」
淳「一人じゃないだろ…?」
蛍「うん」
淳「あのウサギも誰かが側にいてくれるさ」
蛍「うん」
君の一言一言が心を浄化させる。
君が一言一言言うたびに、君の瞳は輝いて僕を離さない。
淳「俺はお前を守るよ」
あの日の約束…
今でも覚えてくれてる。
君がいるから僕が存在する。
僕にとって必要不可欠な君。
僕は君に魔法をかけられたみたい。
恋の魔法。
いつまでもどんな時も
とけることのない
恋の魔法。