僕等のアルバム
□死亡フラグ
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暫くして担任の先生も来て、一人ずつ自己紹介をする事になった。
どうしよう、何言おうかな・・。
隣のジャン君を見ると、もう言う事は決まっているみたいだった。
うそ、早い・・!!
『ジャンくーん。何言えばいいのか、わかんないよー・・・。』
ジ「はぁ??
・・・んなもん、自分の趣味とか言えばいいんじゃねぇか?」
まぁ、普通そうだよね。
「よし!!」と気合を入れているとジャン君に
「そんな気合入れる必要ねぇだろ・・。」と言われてしまった。
だって、これで友達が増えるかもしれないんだから!!!
そして、私の番になった。
『佐々木舞といいます!!えっと、趣味はお喋りです!!よ、よろしくお願いします!!!』
私がそういった瞬間、クラスがしーんと静まり返った。
え、何で?!!
エ((舞、可愛すぎるだろ・・///))
ア((あぁ、またライバルが増えそうだ・・))
ミ((もっと舞と喋ろう。))
ジ((コイツ、自分でわかってねぇーな・・。))
べ((やっぱり、舞可愛いなぁ!))
自己紹介も終わって、休み時間になると
わたしの机に一気に人が集まって来た。
何これ怖い!
サ「舞!!私、サシャ・ブラウスって言いますっ!!!」
コ「俺は、コニー・スプリンガーだ!!」
ラ「ライナー・ブラウンだ。」(結婚しよ)
ユ「ユミルだ!舞!!結婚してくれ!」
ク「クリスタ・レンズっていうの!よろしくね!」
皆、かわいー!!とか言ってるけど、正直皆の方が可愛い。
ジャン君に助けを求めたけど、しれっと視線を逸らされた。ヒドイ!!
しかし、そんな人だかりもチャイムの音によって一気になくなった。あぁ、助かる!
友達はたくさんできて嬉しいけど、まだ話してない人もいるみたいだ
クラス全員と友達になれるように頑張らなきゃ!!
*
結局あの後、ジャン君に話しにきたマルコ君や、アニちゃんとも仲良くなった。
皆良い人そうでよかった!!
そして、今は放課後で、家に帰ろうと正門に向かっていた。
正門を抜けて帰ろうとしていると、後ろから声をかけられた。
?「待て。」
え、誰だろう?こんな同級生いたっけ??
うーんと頭を唸らしていると、その人はハンカチを渡してきた。
あれ・・?私のだ。
?「落としていたぞ、気をつけろ。」
『そうだったの?!ありがとう!!』
?「お前みたいな容姿なら、変態に盗られる可能性があるからな。」
変態って誰の事だろう??
それより、この人の名前を聞かないと!
『私、佐々木舞っていうの!あなたは?』
リ「リヴァイだ。」
『リヴァイ君か〜!!もしかして、同じクラス?』
そう聞くと、リヴァイ君は眉をよせてすごく不機嫌そうになった。
悪い事言ったかな・・・?
リ「俺は2年だ・・。」
明らかにドスの聞いた低い声でリヴァイ先輩はそう言った。
死亡フラグ
立てちゃいました。