僕等のアルバム

□入学式
1ページ/1ページ

ここは進撃高校。そして今日は入学式です。



しかし、私がいるのは体育館ではなく
まだ、家の中。そう・・・遅刻です。



『うわぁあ!!!やばいやばい!!!』



そういいながら、自宅前を全力疾走する。
私は家が学校と近いため
徒歩通で通うことになっている。
にしても、これは一体間に合うのか?!!




*




しばらく走っていると、学校の正門が見えてきた。




やっと、着いた!!!!




正門をくぐり、急いで体育館に向かった。



幸いまだ入学式は始まってなくて、ギリギリで間に合った。



まだ、荒い息を整えていると
隣の男の子が話しかけて来た。



?「おい、大丈夫か?」

『えっ?あ、はい!!大丈夫ですよ!!』



よく見るとこの子、すっごく綺麗な目をしている。
いいなぁ・・。



エ「俺は、エレン・イェーガー!よろしくな!」

『私は佐々木舞だよ!よろしくね!』



良かった!!
友達出来るか心配だったけど
イェーガー君と仲良くできそうだ。



イェーガー君と話していると
金髪の子と黒髪の子も話しに入ってきた。



?「エレン!もう少しで始まるみたいだよ!」

?「私たちもそろそろ並ぼう。」



うわぁー・・。
すっごく美人な2人だなぁ・・。



そう思ってずっと眺めていると、黒髪さんと目があった!





?「あなたは誰?」



エ「さっき友達になった、舞だ!」


『佐々木舞ですっ!よ、よろしくね!!!』





黒髪さんの視線が痛くて、緊張したけれど
イェーガー君のおかげもあって、2人も自己紹介をしてくれた。




ミ「ミカサ・アッカーマン。舞・・。よろしく。」

ア「僕はアルミン・アルレルトだよ!!よろしくね!」



金髪君・・。


アルレルト君はどうやら男の子だったみたいだ・・。
う、見えない・・。



『2人はイェーガー君と仲良しなの?』

エ「エレンでいいよ。イェーガーって、長いし。」

ア「まぁ、僕たちは幼馴染だからね!」

ミ「エレンは家族。」





見る限りとても仲がよさそうな3人と話していると。




?「1年は並べ!!!」



と、すごく怖そうな人が怒鳴っていたので
皆と別れて、列に並んだ。
3人と同じクラスになれますように!!



*




入学式も終わり、まだ見ていなかったクラスの紙を見ると
私と同じく見ていない人で溢れ返っていて見れなかった。
背伸びをして頑張るけど、バランスを崩して前に倒れてしまった。



『あっ・・!!すいません!!!』


?「え?・・あぁ!全然大丈夫だよ!」



にっこり笑ったその人はとても癒し系だった。
うわ、すっごいほのぼのしてる!!!




?「あ、もしかして見えなかった?

ごめんね?僕、身長が高いから・・・;」



『あっ!いや、あの、人ごみで見えなかっただけなので!!』




そういうと、その人は「なら、良かった」といって、名前を聞いてきた。


軽い自己紹介を済ますと、
「僕が見てきてあげる。」と言ってフーバー君は見に行ってしまった。



帰って来たフーバー君によると、
私とフーバー君は同じクラスで
更にあの3人とも同じらしい!!やった!!




フーバー君と一緒に教室へ行ってみると
まだ、皆は来ていないみたいだった。



席を確認し、一旦フーバー君と別れた。
隣は誰だろう?少しわくわくしながら席に着いた。



しばらくすると、一人の男の子がこちらに歩いてきた。
そして、私の隣に座った。
この人が隣か〜・・・。と思って見ていると
視線を感じたのかその人もこちらを向いた。



『あっ!隣だね!私、佐々木舞っていうの!!よろしくね!!!』


ジ「ジャン・キルシュタインだ。よろしくな。」



あ、見た目的に怖い人だと思ったけれど、そうじゃないみたい。
嬉しくなってニコリと笑うと、
キルシュタイン君は反対側を向いてしまった。



何かしたかな?




『ねぇ!キルシュタイン君!!』

ジ「あ?」



さっきより顔が少し赤くなっている気がするけれど
こちらへ向いたキルシュタイン君に



『ジャン・・・って呼んでもいいかな?』

ジ「っ・・・///お好きにどーぞ・・。」



ジャン君はまたあっちを向いた。
よし!友達が5人も出来たぞ!!!






入学式


素敵な友達できました!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ