短中編

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後日談

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「それにしてもびっくりしたわ。俺が全部警察に事情話してる間にお前ら二人なんかいちゃついてるし」
「だからその話はもういいだろ!つーか一番事情聞かれなきゃいけねーのお前だったろ。拳銃パクった上に空砲とはいえ犯人に向けて発砲してるしよ」
「それはちょっとイラついてだけだって」
「そういや、あん時のはどう言う意味だ」
「何のこと?」
「空砲かます直前の」
「あーあれ?そのまんまだって。倉持は大事なチームメイトだし。お前にいなくなられたら二遊間誰が守るんだって話。千歳ちゃんはまぁ、何かあったら倉持が泣くと思って」
「……お前ほんと野球以外関心皆無だな」
「本心だし」
「まぁいいけどよ…。御幸、今回は助かったわ」
「何、急に素直じゃん」
「一応本心だからな。腹立つけど。お前があのヤローの注意引きつけたお陰ってのは事実だからよ」
「…何か、倉持に素直にお礼言われるとか調子狂う」
「そういうとこがムカつくんだよ!つーかそれはお前が普段礼言われるような事しねーからだろ!?」
「はっはっはっありがとう!」
「褒めてねーよ!」

『あたしお邪魔?』
「ちげぇから!」
「じゃあ俺図書館で寝てくるから、ごゆっくりー」
「お前明らかに空気読みましたみたいなドヤ顔してんじゃねぇ!!」

因みに今日の御幸の昼飯は俺の奢りだ



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今度こそ終わり
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