シャーマンキング夢

□俺物語3
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やべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇ!!
やっちまった、俺やっちまった!!
どうしよう親父やピリカに改めて紹介した方がいいかな、いやその前にあいつの母ちゃんにゴアイサツに行った方がいいかな????うわぁでも中坊が行ったところで門前払いされちまうよな…。よし、女子供を養えるようになってからにしよう、うん。
って何考えてんだ俺!!

うっかり場のノリで美鶴に求婚しちまった俺は、テンションが落ち着いた今ヒジョーに動揺している。俺は告白はまだだけど、美鶴のことが好きだ。あいつも俺のことを好きだと思う。なんかお互いに両思いだってことがわかってたから、特に言葉にせず手を繋いだり抱き締め合ったり恋人やってる。
(…付き合ってくれとか今更だし、仮に言ったとして、じゃぁ今までのは何だったんだ?って怒られそうだよな…。)
…と、そういう訳で言えないでいた。なのに
(告白だって、ち、ちゅーだってまだなのにプロポーズとか、俺何やってんだよ!!)
体じゅうが熱くなって、思わず悶える。しばらくジタバタしていると、
「ちょっとお兄ちゃん!?さっきからうるさいんだけど!」
「お、おうピリカ…!わりぃ…!」
「どーせ美鶴ちゃんのこと考えてムラムラしてたんでしょう?あーやだやだこれだから男子は!美鶴ちゃんに知らせなきゃ、お兄ちゃんは変態ですって」
「おおいピリカ!!そんなこと考えてねーから!!変なこと吹き込むんじゃねーぞ!?!?」
「半分冗談よ、冗談。ご飯できたから早く来てね!じゃ!」
「ふぅ…ピリカの奴…!」
びっくりした。お、俺は断じてそんなフシダラなこと考えてねーからな!?
っと、考えてすぎて腹が鳴ってるぜ。
一先ず飯食ってこれからのこと考えるか!

3完

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