book1
□恋人とは・・・
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―あれから1週間が経った。
特に、関係がギクシャクすることもなく今までで通りに生活している。
なので、、、
「俺たち、まだ恋人らしいことあんましてなくね?」
「言われてみれば……学校はともかく、特に変わったことはないですね」
何時も通り、部活帰りに寄り道して、黒子たちはひと休みしていた。
「んー…まあ部活も忙しいしな…仕方ないっちゃあそうだよな」
「なかなか難しいですね…。でも別に焦るものじゃないですし、いいんじゃないですか?」
「そうだな……そうだ、お泊まり会みたいなのはどうだ?」
「いいですね、それなら二人でいる時間も長いし…是非………」
「よっしゃ!そんじゃ黒子、今暇か?」
「へっ?部活帰りですよ?着替えとか用意してないですし……」
「そんじゃ、用意して俺ん家来いよ!夕食も用意すっからさ」
「……そうですね、、今日は親も居ないですし、それに、また火神くん家行けるので楽しみです」
「よしっ、そんじゃ行くか!」
早速、バーガーショップを出て帰宅する。
「そんじゃ、準備出来たら俺ん家来いよ、夕食作ってるから」
「分かりました、なるべく早く行って手伝いますね」
「オウ、サンキューなっ!」
ちょうど別れ道の所で会話しながら、二人とも急ぎ足で自分の家に向かった。