しょーとなゆめ

□純情ハート♡(笑)
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「恋は純情ハート!!!」


男はそう愛の言葉を囁いた(笑)




***



ここは政府の玄関と呼ばれる司法の塔エニエスロビー

そこへ一人の男が現れるのだった



~ in長官室 ~


CP9のみんなは朝早くから長官室に呼び出された

『もー!なんだよこんな朝っぱらからー!』


りなは長官からの呼び出しの電話が来るまで眠っており、でんでん虫が煩く鳴るので起きたようだ。もちろん機嫌は悪い(笑)


『チキショー!あのパンダめ!朝っぱらから起こしておいて「長官室に至急来い」の一言なんていくら何でも酷すぎるでしょ!ったく起きたばっかりの人を労れっつの!』


そんな文句を言いながら長官室へ歩いていた


ル「そんな労りがあるか」


そこへ同じく長官室へ向かっていたルッチと会う


『あ、おはよルッチ!もう長官ったら酷くない!?昨日は任務もあってくったくただっていうのに朝っぱらから呼び出してさ!しかも全然いたわる気持ちも無いんだよ!?…はぁ、だからパンダになっちゃったんだよ!』


りなはぐちぐちとパンダだのツギハギだの長官の文句を言った


ル「長官は元からパンダだろう…まあ、仕方ないだろ。きっとそれ程大事な用件があったんだろう」

ルッチは機嫌の悪いりなの機嫌をとる。何しろ機嫌の悪いりなはいつも以上にたちが悪いのだ(笑)


『…だってルッチぃ…わたしほんとは今日起きたらルッチと遊ぼうと思ってたのに‥あのパンダのせいでルッチと遊ぶ時間潰れちゃうんだよ…?ルッチはそれでもあのパンダの肩を持つの…?』

りなはルッチの袖をちまっと掴みそう上目使いで言った


ル「…///そうだったのか…それならオレもお前に賛成だ。あのパンダめぇ!」


ルッチはりなの上目使いにやられ自分もりなの意見に賛成する(笑)


『ルッチありがと!ちゅっ!』


りなはルッチのほっぺたにちゅーをする


ル「///!!!よし今すぐにでもあのパンダを仕留めよう!」


ルッチのやる気はパワーアップした(笑)


『それでこそルッチだ!イッケめーん!(しめしめ、これでムカツク長官をボコれる!)』


ルッチはりなの思惑にまんまと騙されバカみたいにはしゃぐ(笑


ル「よし、じゃあ急いで長官室に行こう(その後はお礼にあんな事やこんな事なんかしてもらっちゃったりして…グフフ)」


りなも同じくルッチの思惑など知らない(笑


『さあ!レッツゴー!』


そう言うと握り拳をして片手を上げた
ルッチもあとに続いて付いて行く。まるで一人仲間が増えたみたいだ(笑


『よーし!この調子で仲間を増やしていくぞー!』

やはりその気のようだ(笑


『てーてててーてー!てーてててーてー!』


りなはデタラメなどっかの冒険物のゲームのテーマソングを口ずさむ


ル「そんなんじゃ絶対わからないな…(小声」


ルッチは一人デタラメなテーマソングを他所にそんな事を呟いた(笑


『次は誰を仲間にしよー?訴えるには沢山の仲間が必要だからなー!』


りなは楽しそうにスキップをしながらそんな事を言う


そこで角を曲がろうとしたら長い鼻らしきものが見えてきた(笑


『っあ!カクー!』


そう、それはカクです(笑


カク「っおおおお!!りなじゃないかああァァァァ!!どうしたんじゃああァァ!?わしの事見つけた途端そんなに急いで…わしって愛されとるのぉ…///」


カクはそんな事を吐かす(笑


『(いや、別にそんなんじゃないけど…まぁ色々と面倒臭いしスルーしよ)んねぇカクー?』

りなは色っぽい声を出す(笑


カク「んな!りなお主そんな色っぽい声なんか出しおって…///!今から長官室行くのにハァハァしてたらどうするんじゃ!///」


『あのねー長官ったらねー酷いのぉー』


りなは女子からしたらめちゃくちゃウザい程の色っぽい声を出す。でも男子にはこれは絶大で…(笑


カク「///ハフゥん…長官が何かしたのかのう?」


ル「///ハヒャぁん…」


ついでにルッチもやられる(笑)


『長官がねぇ、わたし昨日任務あったでしょ?すっごい疲れてるのに朝早くから叩き起こされたのぉ…←(ほんとは電話されただけ(笑)それでねぇお願いの一言くらい言ってもいいのに「長官室に至急来い」の一言だけなのぉ…それでわたし悲しくて…ひっくぅ‥ぅえ‥←(泣いたフリ(笑)』


カク「な!なんと言う酷い事をおおぉぉお!!!今すぐ長官を死刑じゃああァァァあ!!!」


カク、激怒する(笑


ル「ウォルあああぁァァァああ!!!」


ついでにルッチも意味もわからなく激怒(笑


カク「りな!心配せんでもええぞ!わしが長官を半殺しにしてやるからのお!」


ル「いや、オレが半殺しどころじゃなく皆殺しにしてやる」


『ちょ、ルッチ待って。皆殺しって、ターゲット長官だけなんだからね』


ル「ああ、そうか。じゃあ長官を殺してやるからな」


『う、うん…(なんか普通に言われると怖い)じゃあレッツゴー!』


「「おおー!!!」」


3人はきっちりとした行進で進む


そこへ…


カリ「あら、りなじゃないの!それと愉快な仲間達」


カク・ル「ちょ、おまっ‥カリファ酷い…(泣)」


『あっ!カリファー!』


カリ「りな!今日もなんて可愛いのかしら」

『もう!じゃあ、カリファは今日もなんて美しいの!』


カリ「あら、ありがとう///やっぱりりな大好きよ」


『ありがとー!わたしもカリファ大ー好き♡』


カリ「もう!りなったら///じゃあ行きましょうか」


『うん!』


りなとカリファは手を繋ぎながら進む


そう、2人を置いて…(笑


ル「ちょ、おい!」


カク「愉快な仲間達も忘れてはいかんぞぉー!」


『あ、忘れてた。そうそう!ねぇカリふぁ…』


りなは甘えるような声を出す


カリ「どうしたの?」


『あのねぇ…長官が虐めるのぉ…』


カリ「!!!りなちょっと待ってなさい…剃!!!」


カリファは物凄い速さで消えた。任務の時でもこんな速さは見たことがない 
byカク、ルッチ(笑

『流石カリファはやる気が違うね!やっぱり大好き!』


りなはそんな独り言をする


そんな独り言も中には傷付く人がいるのだよ(笑


ル「うう…(泣」


カク「うぇん…(泣」


しかしそんなことに気付くりなではない(笑


『よし!じゃあ行こっか!2人の勇者様!』


りなは機嫌が良くなったのか2人を勇者様扱い(笑)そのせいで…


ル「(ゲヘヘへ…勇者様‥えへ、ヤベ、ニヤける)このオレに任せろ!」


カク「(ふへへへ…勇者様かぁ…もうりなったらぁ!)任しとくんじゃああァァァ!!!」


調子こくんだよね(笑)


『長官室まであとちょっとだよ!勇者様達頑張ろうね!』


ル「心配しなくてもいい、1秒で終わらせる自信がある」


カク「へっ!わしなんかマッハ1秒で終わらせる自信があるわい!」


ル「な、オレは0.01秒で終わらせる自信がある!」


カク「わしは…『黙れ』はい!」


ルッチとカクのバカな口論強制終了(笑)


『もう早く行くよ!話が進まないよ!』


ル・カク「イエッサー!」


長官室に着いた


『…じゃあ、行くよ』


ル「ああ…(なんか話変わってきた気が)」


カク「おう!」



ギギギ…



扉を開ける


スパ「ギャアァァァア!!!」


長官の声らしき悲鳴が聞こえた


『ふっ…さらば長官…ってあれ?』


りなは後ろを向く


カク「ん?どうしたんじゃりな?」


ル「バカヤロウお前に用があるんじゃない。オレに用があるんだ」


『なんで2人はここに居るのにもう長官の悲鳴が聞こえるのかな…』


ル・カク「え…?」



ドーン!



扉を勢い良く開ける


スパ「ギャアァァァア!!!アイツら早く来てくれぇねぇかなぁ!!!……お、お前らあぁ!会いたかったァ!」


スパンダムは泣きながらりな達の方を向く


ル「指銃…『待ってルッチ!』?」


ルッチは長官に向けた指を止める


スパ「え!?ちょ、なに!?なんでオレ今殺されかけた!?『長官』あ、ハイ」


『呼び出したご用件はなんですか』


スパ「あ、そうだった!全員集まったか、お前ら!今日から新入りが入るぞ!それがこいつりなに早く会わせろって煩くて…「どうも」」


男はスパンダムに向ける指弾を下げて前に出てきた


「僕はジョンといいます、貴女のナイトです。よろしくお願いします」


ジョンと名乗る男はりなの前に剃で現れるとりなの綺麗な手を取り自己紹介をしてりなの手にキスを落とした


ル「な!」


カク「な!」


スパ「おお!?」


『カッコいい…』


「「「えええぇぇぇええ!!??」」」


3人エネル顔(笑)


ジョ「ありがとうございます。貴女程お美しい人はいません、どうでしょうわたしの妃になりませんか」

スパ「え、展開早ええな!」


『は、はい…』


スパ「ちょ、まぢかよ!?」


りなは吸い込まれる様にジョンの瞳を見つめながら言った


ル・カク「おい待て!待たんか!」


ジョ「なにか問題でも…?」


ル「問題大アリだ、りなはオレの妃だ」


カク「なにを言っておるんじゃ!りなの妃はわしじゃ!」


ル「バカヤロウ、お前が妃になってどうする」


カク「そうか!わしがりなの妃じゃ!」


ル「バカヤロウ、それも同じだ」


ギャアギャアとバカな口論が続く(笑)


ジョ「さあ、プリンセス?行きましょうか?」


『はい…』


2人はバカ2人を置いて廊下に出て行った


スパ「ちょ、本当にりな妃になんのかよ!?」
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