しょーとなゆめ

□大嫌い、でも愛してる
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『うわああぁぁぁぁああ!!!』


ここは司法の塔エニエスロビー


『いいやぁー!!誰かー!!』


そしてこの叫んでいるのはCP9のりな


ル「全く、りなは照れ屋だな」


『照れてない照れてない!!』


ル「まあ仕方ないか、だがオレはツンデ
レは好きだから安心しろ」


『安心できねぇー!!ってかどんな解釈してんだよ!!』


今りなはルッチに追い掛けられている状態である。まあ、話を遡るとこう言う事だ



30分程前


『ふんふんふ、ふーん♪』


りなはお風呂から出てご機嫌気分♪
お風呂は自室にあるため今りなは自室に居るという事になる


体にタオルだけを巻いて出てきたりなは暖房の効いた暖かい部屋に思わず布団に潜り込みたくなる


『うー暖かぁい!ちょっとだけ☆』


そんなことを言いながらもぬくぬくとした布団が心地良さすぎて睡魔に襲われる


『うーん…ちょっとだけ…あとちょっとぉ…』


やっぱり大概はそんな事を言ってる間に寝ちゃうもので(笑)


『すぅー…すぅー』


寝ちゃうんだよね(笑)


そしてこの男が現れるというわけだ
その男は



ガチャ…



ル「入るぞ」


勿論ノックもせずに入って来たこのデリカシーの欠片も無いルッチである(笑)


いつもなら勝手に入って来る自分を怒鳴りつける声が聞こえて来るのに、今日は何故か静かだ、不思議に思い部屋の奥へと進んでみる


ル「…」


そこにはすやすやと眠るまるで天使のような…いや、天使がいた(笑)しかもタオルははだけてもうもはや全裸に等しい


ル「…よし、仕方ないな、襲うか」


いやいやいや、何言ってんだコイツって思うけど仕方ないコイツはこういう奴だ(笑)←どんな奴だよ


ル「りな、悪く思うな、お前がそんな格好をしているのが悪い」


いやいやいや、意味わかんねぇよ!って突っ込みたいのも山々だけどまだりなちゃんは起きないので直接ツッコむのは無理だ、みんな我慢しよう☆


ルッチは無言でりなに手を掛ける


おいおいおい、なにタオル取ろうとしてんだよ(笑)


『ん、んんー…』


おっとっと!危ない危ない、とタオルを取ろうとしていた手を放す


よかった(笑)


またりなの規則正しい呼吸が聞こえて来るとルッチはニヤッと笑ってまたタオルに手を掛ける


やめてあげてー!!(笑)


とうとうりなちゃんの肌が露わになる


ル「フッ…」


いーやー!!!なんて悪趣味なやつだ!!


その瞬間


『っっくしょん!!…んぁ、寒いなぁ…ん?』


ル「…」


『…』


ル「りな…これは」


『ふぇっヘンタああぁぁぁああいいぃぃぃっっっ!!』


りなはルッチが手に持っていたタオルをマッハ一秒で奪い返す


ル「りな…そんなに照れなくても、オレが来るのを待っていたんだろう?全く素直じゃないな…まあ、そんなところも好きなんだがな」


『っちげえよ!!もうこんな狂った奴に構ってられる暇なんかない!!早く逃げないと!!』


りなは流石に全裸で廊下に出るのはだめだと考えたがこの変態と部屋に居るほうが危ない(笑)という事でタオルを巻いて外に逃げることにした


『誰かーっっ!!ヘルプミーっっ!!』


りなはドアに向かいながら叫ぶ
今は深夜の一時くらいだ、ヘタしたら誰も起きてないっていう可能性も…そしたら朝まで変態と鬼ごっこ…嫌だ嫌だ!!考えただけで吐き気がする!!(笑)


ル「?どうしたりな、一緒に素敵な夜を過ごすんじゃなかったのか?」


思わずコケるりな


『誰がそんなこと言ったよ!!!』


ツッコミ担当なのでツッコまないわけには行かない(笑)くっ!なんでこんな変な性格なんだ!とこの時だけツッコミが上手いと評判の自分を恨む←どんなんだよ(笑)
いかんいかん!相手のペースに乗せられては!!無視して走るのだ!!メロス!!


そして扉を開いて走った


『ふぅ、なんとか脱出は成功だ…今日はやけに大人しかったな…』


そんなことを言いながら安心していたりな、甘いな(笑)


後ろからルッチが来ないか見ながら走っていたりな、ふぅと一息をつき前を向いた


ル「りな、オレの部屋に行きたいのか?なら最初からそう言えばいいものを」


『どうえぇぇぇぇぇええ!!??』


ル「何!?今日はドSモードがいいだと!?…フッ本当にお前はツンデレだな」


『っっちgeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!』


もう走りながらツッコミはキツイ(笑)
りなちゃん急ブレーキをかけて真っ先にUターン(笑)


『うわああぁぁぁぁぁぁあああ!!!』


という事で話は振り出しに戻る


『誰かー!!誰でもいいからああぁぁぁああ!!!もうこの際カクでもいいから…』



ズサァァァァ



りなちゃんド派手に転びます☆(笑)


『いったぁ…』


ル「大丈夫か!りな!」


そしてこの男が一秒も立たない内に現れる


『うう…逃げなきゃ…』


転んでも尚逃げようとするりな、根性ありますなぁ(笑)←人事かよ(笑)


ル「すまない、オレが追いかけたから転んだんだな、もう追い掛けないから無理して逃げるな」


『うん…ありがとう』
    

優しく抱き締めてくれるルッチに安心してりなも大人しくルッチに身を任せる


ル「足を捻ったみたいだな、オレが寝室まで連れて行ってやろう」


『うん…ごめん』


ル「気にするな、元々オレが追いかけたのが悪かったんだからな」


『うん…』


ルッチは軽々とりなを持ち上げてお姫様抱っこをする


『ルッチ…』


ル「なんだ?」


『大嫌い…』


ル「…」


『でも愛してる…』


ル「ああ、オレもだ…」




愛してる=悪いところも良いところも全部含めて、好きという事だと思います☆



なんだかんだ言って自分では認めていないようですがルッチの言う通りりなちゃんはツンデレなのでした(笑)


まあ、この後はみなさんのご想像通り足を捻って上手く歩けないりなちゃんはルッチにペロリと食べられてしまうのでした(笑)めでたしめでたし(笑)




end



~感想~
最後の方終わらせ方テキトーですいません(笑)りなちゃん題名のまんま喋ってましたねw修行しますm(_ _)m

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