*甘い1日を

□甘い1日を
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朝、天気が良く
日差しが部屋に優しく入り込む



あたしはその部屋にあるベッドにいる



「ねぇ、トランクス」


そして隣に寝ているトランクスに話しかける



「なに?」
「今日あたしたちお休みでしょ?何する?」


あたしは恋人のトランクスと同棲していた


トランクスの仕事も、あたしも仕事が休みな今日


トランクスはどう過ごすのかな?



「アスナ、デートしようか」
「え?デート?」
「うん、どこ行きたい?」
「トランクスに任せるよ?」
「じゃあ、水族館に行こうか」
「うん!」



トランクスの提案で、水族館に行くことになった




「ん〜、よし!」



急いで身なりを整えたあたし



スカートにしてみたけど、気に入ってくれるかな?



「アスナ、準備い…い…?」
「…っ」



バタンと扉を開けて入ってきたトランクス



じーっとあたしを見て



「可愛い…」




とつぶやいた




「もうっ…///、早く行こう?」
「あっ、ごめん…行こっか」





玄関を出て、トランクスはあたしをお姫さま抱っこした





「えっ!?飛んで行くの!?」


あたしはトランクスに聞くと



「こっちのほうが早いから」



と、笑顔を見せられた




バシュンッ




地面を蹴り上げて、トランクスは舞空術で飛んだ




「きゃっ!高いよトランクス!」

いきなり急上昇したトランクス


思わずトランクスにしがみつく


「…これが狙いだよ」
「なっ…////」
「スピード上げるよ?」
「えっ!?やだやだぁー!!」




スピードを上げるトランクス



さらにしがみつくと、トランクスは嬉しそうに微笑んでいた



トランクスの意地悪っ!





あっという間に水族館についたあたしたち


「ついたー!」
「ね、早かったでしょ?」

トランクスが意地悪い笑顔であたしを見る


「…早いけど、トランクス意地悪だもん」
「可愛いくてつい、ごめんね」

頭を撫でられるあたし



「…///、と、トランクス、早くお魚見に行こうよ!」
「うん、行こうか」



あたしは照れ隠しに話を逸らす







水族館には、見たことのない魚や、綺麗な魚、顔が面白い魚がたくさんいた




「ねっ、トランクス、この魚可愛いよ!」
「ほんとだ」
「見て、こっちはトランクスそっくり」
「どこが似ているんだよ」




そんなことを話して、水族館を見ていると、気づけばお昼の時間で




「お腹すいたな」
「うん、お腹すいたぁ」
「アスナ、なに食べたい?」
「うーん、パスタ!」
「よし、また飛ぶよ?」



と言って、トランクスはあたしをお姫さま抱っこして再び飛んだのだ


















「おいふぃ〜!」



ついたのは、西の都の有名なお店で



「トランクス様、お待ちしてました」



と、行列の中、トランクスの顔パスで入れたのだ





…さすが、次期カプセル・コーポレーション社長




「アスナ、ソースついてる」


トランクスはあたしの唇の横を、布で拭き取る



「あっ、ごめん…」
「お子さまだなぁ」



クスっと笑うトランクス



今日は、こういう意地悪な笑顔が多いなぁ…




「食べ終わったら、買い物でもしようか?」
「うんっ、するー!」



あたしは、笑顔で了承した










「トランクス、この服どうかな?」
「似合うよ」
「じゃあこれは?」
「ちょっと短い」




お買い物と言っても、あたしの服選びに付き合うトランクス




いつも笑顔で待っててくれるんだけど



嫌じゃないのかな?
むしろ楽しそうな顔はしてるけど





「アスナ、これは?」


そう言うトランクスの手には、女用の服たち



うん、やっぱり楽しそうみたい

















「いっぱい買っちゃった」
「でも、重くないよ」
「トランクスは力持ちだもん」



すっかり日が沈み、あたしはトランクスにお姫さま抱っこされて家へと戻った








「今日は楽しかった、ありがとうトランクス!」
「どういたしまして、それよりアスナ、お願いあるんだけど」
「うん?」
「…していい?」
「…/////////」






して=×××ということだろう



あたしは、うつむいた




トランクスは、拒否されていないと思ったらしく軽々とあたしを持ち上げ、ベッドのある部屋に連れて行った





優しく、ベッドに下ろされたあたし



トランクスは上着を脱いでいた





いざそうなると、恥ずかしいな…




いつもは流れとか、酔っちゃってとかなのに、素でするとなると、恥ずかしさが勝ってしまう













ギシッ…




ベッドが軋み、トランクスがベッドに乗ってあたしに跨った



あたしの真上にはトランクスの綺麗な顔




今日一番の意地悪な笑顔



あたしの顔が赤いから、楽しくて仕方ないって顔してる!



すると、優しくキスをされた


何度も口づけされ、甘い吐息が聞こえる


唇が離れると、トランクスの手が、あたしの服の中に入ってきた



「アスナ…、可愛いすぎだよ…」


優しく触られるあたしの膨らみ



「…トッ…ラァァッ」



ボタンを慣れた手つきでとっていき、あたしは下着姿となる




「可愛い…」


トランクスは嬉しそうにしていた


「やっ…、見ないで…」


あたしは顔を隠す


「何回も見てるよ?」


そう言いながら、下着を外して突起を口に含んだ



「アッ…ンンッ…アァッ…」



全身が、敏感になっていて



トランクスの手も、指も、唇も、舌も、吐息さえも体が感じる



「やっ…トッ…ラン…っ…」



すっかり濡れているあたしに触れるトランクス




グチャグチャと、音が響く




「ハッ…アァッ…」

トランクスを見ると、顔を歪ませていて


「…アスナ…、いれるよ…?」


と言って、熱を持った硬いものをあたしに当てた


そして、挿入れた



「アァァッ!!!!」
「クッ…」



全身に快感が伝わる



トランクスが腰を動かせば、甘い刺激があたしを襲ってきて



頭が真っ白になる



ギシッギシッギシッギシッ



ベッドが激しく揺れる



「激…しっ…い…、アッ…」
「…ッ…アスナ…ヤバい…ック…!!」


トランクスが顔を歪ませた



「アァッ…」




あたしの中に出される、熱いもの




あたしは、頭が真っ白になり、意識を失った





















――――…………

「…トランクス?」
「起きた?」
「うん…、あたし…」
「意識無くしたんだよアスナ」
「あっ、ごめん…」
「いいよ、可愛かったし」
「///」
「あと、もう一回してくれれば」


と言ってあたしの上に覆い被さった



「トランクス…」
「好きだよ…アスナ」


そう言って唇を重ねたトランクス


「んっ…あたしも…」







あたしたちは笑い合った







あたしはトランクスと甘い1日を過ごせたのでした
 

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